前回のイワナセンターでは自作木片ルアー「ただ浮いている」が鮮烈デビューを果たしました。
イワナセンター5号池攻略法!流れこみの「ただ浮いている」作戦で爆釣!
「ただ浮いている感」が尋常ではありません。ハンパじゃないのです。
そんなお気楽ルアー「ただ浮いている」の第二弾を作るべく、私はホームセンター「DOIT」へ向かいました。
今回の目標は「簡単感」と「量産感」。誰でも簡単に作れる物を目指します。
見つけたのはこれ。「ダボ」です。
1cm×3cm。90円でした。
このダボを使ってみます。
大きさは好きなように切り、またはそのまま使います。
ドリルで穴を開けます。
中心に穴を開けるのはなかなか難しいです。多少ズレても気にしないでいきましょう。初代「ただ浮いている」も穴がズレまくってますから。
そして芯作り。ダイソーのワイヤーを使ってラインとフックの接続部を作ります。
輪っかを作ってねじる。少々細かい作業ですが慣れれば簡単です。これは私の開発する自作ルアーで多く使われている基本作業。「貧乏釣り部ベーシックテクニック」です。
少し遊びの部分が長くなってしまいますが、これもそこまで気にしません。どうせ釣れないんだろうから気にしないでいきましょう。
最後にスプリットリングとフックを付けて完成。とっても簡単でヘドが出ますね。
実験します。し、失敗!!
フックの重さに耐えきれず、水中ではボディが完全に上向きになってしまいます。これで釣れるのでしょうか?
以前ta氏が「ただ浮いている」について、「腹側にもフックを付けた方が良いのでは?」と話していました。
トップウォーターなので下からの食い付きが基本となるからです。
腹側にもフックを付けてみましょう。試行錯誤で腹側にもワイヤーを通して背から出します。
作業の結果、「新ただ浮いている」の開発にあたっては、「腹側にフックを付ける」ことの有効性をもう一つ発見しました。それは、
「ボディバランスが良くなる」ということです。
腹側にもフックを付けることによって水面でうまく横たわることが出来ました。これは大成功ですね。
カップラーメンの容器にただ浮いている。「ただ浮いている感」を遺憾なく発揮しています。
これはダボを丸ごと使ったため、ボディが大きくなってしまったので「ただ浮いているミニ」とは呼べなくなりました。「ただ浮いているライト」にしましょう。
水が黄色く見えるのは読者の方が識別しやすいよう、食べた後すぐのカップラーメンの容器に入れたからです。面倒くさかったからではありません。
改良を重ねて誕生した「ただ浮いているライト」。とっても釣れていて、「何を投げても釣れる」ぐらいの状態の時に使ってみましょう…。いや、むしろこの記事を見てこのルアーを作る人は皆無とみた!!
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