前回の自作ルアー「さなぎさん」や「ジョイントスペシャル」達はあと一歩のところまでトラウト達を追いつめましたが残念な結果に終わりました。
いまのところモーセK師の自作ルアー「水中ウキにフックを付けた物(仮)」が実績としては一歩リードです。
「次こそは釣ってみせる…」と新たな自作ルアーの開発に挑戦します。
前回の粘土を使ったルアーは、材質によって種類に違いがありました。
木粉粘土はフローティング、小麦粘土や石粉粘土はシンキングタイプのルアーとなります。
木粉➡軽い➡フローティング➡ゆらゆら➡ふわふわ➡ロリータ風の女子は案外腹黒い
そうだ!「ふわとろ」だ!
個人的な連想からシマノの爆釣ジョイントミノー「ふわとろ」に到達しました。
木粉粘土の特性を活かしたミノーを作ってみましょう。
まずボディのワイヤーです。ミノー型を作るなら大きさにもよりますが「腹のフック」もつけなければいけません。
前回作ったボディに腹側のフックを付けられるよう工夫します。
そしてリップ。今回初挑戦となります。
素材としては「かなり堅めのクリアファイル」がありましたので活用します。これが堅さとしてはちょうど良いと思います。確認はしていませんが100均で売っているのではないでしょうか?
リップを丸く削るには紙ヤスリを使いました。難なく丸い形状に削れます。
さあ、いよいよ本体作りに入ります。
今回は木粉粘土と石粉粘土でジョイントミノーを作ってみます。フローティングとシンキングタイプを試そうという訳ですね。
ボディを形作るのは簡単ですが、これにワイヤーを埋め込むのが難しい…
3回発狂しそうになりましたが、なんとか埋め込みました。小さいミノーだと難しいですね。
次にリップを差し込みます。やはり小さなボディだと中のワイヤーに当たってしまってなかなか困難です。
差し込み口がどうしても開いてしまい、リップが抜けてしまうので水を塗って吸着力を高めます。
その他、ヒビなども水を塗ってならしてやればきれいになります。
さあ、完成です。え?精度?
図工3ですから。仕方ありません。
木粉粘土のミノーと石粉粘土のミノーを比べてみても明らかに重さが違います。木粉粘土のミノーは果たして何メートル飛ぶのだろうか…。
今回はオマケとしてさなぎさんも作りました。小麦粘土の物と変えて若干スローシンキングタイプです。
塗装はウレタンを何日かに分けて吹きかけます。
こうやって小箱にワイヤーをかけて干すと良いと思います。
乾かした物を水に浮かすとまあまあ良い感じです。ふわとろ感が出ていますね。このゆるい動きが期待をさせます。
さらに冒険して新たな仲間、太めの亜種とダブルジョイントバージョンも生み出しました。彼らも勝手に生まれ出されてさぞや迷惑でしょう。さっさとトラウト達を釣り上げるのです。
このウレタン塗布の作業を何度か繰り返して頑丈なルアーに仕上げたらいよいよ実戦です。
創られたルアー達は使命とされたトラウト捕獲を今か今かと待ち望んでいるようにはとても見えませんでした。
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コメント
おはようございます。サンデービルダーです。
今度はミノー作りに挑戦ですね。
最初のボディー整形の際に、手作業で、ワイヤーフレームやリップボディーを装着するのは、けっこうたいへんな作業だと思います。
手間をいとわないならば、マスターボディーを製作、これを型取りして、その型に木粉粘土を詰めて製作される方が、手早く、きれいに仕上げることができますよ。
型作りまでが、けっこうたいへんなんですけどね。
自分のブログでも御案内してますので、もしよろしければ、御覧になってチャレンジしてみて下さい。
粘土ミノーは難しいですね!
以前サンデービルダーさんの「おゆまる」を使った方法を拝見したのですが、「おゆまる」が入手出来なかったため自力で作ってみました。良い形が発見できれば型を取る方法を試してみたいと思います!
この記事を見て木粉粘土を購入して来ました。
既製品を最初に型どりして
半分半分作成して
貫通ワイヤーを作成して
ウェイトと貫通ワイヤーの溝を彫り
ウェイトを入れてジグミノーを作成してみようと思います。
果たして上手く行くか?
試行錯誤が楽しそうです。
すごい!すでに私より本格的じゃないですか!
木粉の素材は「ものすごく軽い」ためオモリの使い方が重要になりそうですね。
私の腕ではヤバい作品しか出来なかったのでよい出来栄えの物ができたら教えてください!