先日、タックルベリーで中古リールを買いました。
「TIGA」のARGOSS800です。
価格は108円。ちょっとガタガタするけど十分使えそうな代物です。
800番とは恐れ入りました。
今まで500番と1000番しかないと思っていましたから。
800番なんて中途半端な物は必要ないと思っていました。
対象魚は「20cm~40cm」のトラウトでしょう。なかなかタイトですね。
今後は「35cm~38cmのバス用」の1200番とか、「体はデカいがちょっぴり涙もろい、群れの中では頼れる兄貴分タイプのサバ」用の2381番などの、さらにタイトな大きさのリールが出るのを期待しましょう。
しかしこのリール、初めて見たのに初めてではないような感覚・・・
ただの錯覚でしょうか、デジャブでしょうか、それとも恋でしょうか。
「ひょっとして、アレに似てるんじゃ?」
アリゲーターガーM氏に至急アレの画像を送ってもらいました。
「アレ」です。
これは「鱒レンジャー」セットについてきたりする「レンジャースピン」です。
廉価リールの代表格ですね。
二つを並べてみると
一体どういうことでしょう。ここまで酷似しているとは。
ちなみに自分の持っている「プロマリン」のリールと比べてみても良く似ています。しかし全く一緒ではないので五時レンジャー地検は不起訴としました。
「コピー商品?」
そんなはずはありません。
そもそもコピー商品というのは有名な商品や高価な商品をコピーするものです。
ブランドバッグや家電製品、中国のミッキーマウスなどですね。
こんな廉価な(失礼…)リールをコピーしてどうしろというのでしょうか。
この線は「消し」です。
では、次に疑われるのは「姉妹メーカー」ということ。
この他にも激安ウルトラライトロッドが有名な「TIGA(ハラ)」と「鱒レンジャー」でトラウト釣り界の門戸を広く開いた「Touring Monkey(ツリモン)」が姉妹メーカー?
「激安姉妹」と呼ばせてもらいましょう。
しかしこの線も消しでしょう。
この二つのメーカーが姉妹であるという確証をつかむための調査が難しいからです。
いや、面倒臭いからです。
そのため、「消し」となりました。
あとはやはり「同じ製品をメーカーごとに名前を変えて販売している」これが濃厚でしょう。
あれみたいなものですかね。
O.S.P.?OJT?
「OEM」ですね。
きっとどこかのおもちゃ製作の有限会社の釣り好きの社長が趣味で作った製品を両メーカーが共同して使っているのでしょう。
「こ、これは!?趣味の域を超えてるでジイさん!これが仕事の片手間に作れる物かしかし!?アンタ今すぐウチに来な!」
と両メーカーの開発部の人に両腕を引っ張られ、妥協策として今の方法が採られたのでしょう。
そのうち「プロジェクトX」でやるのではないでしょうか。
さて、この108円リール。ちょっと中を開けて改善してから活躍させたいと思います。
・・・5番手として。
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