先日、未就学児にも釣れる方策についての話を「ta氏」と「ストッカーK氏」にしていたときに、ある提案をされました。
「ただ置いておく」にはクラッチフックが有効では?
「ただ置いておく」とは、縦釣りルアーをただ水底に置いておき、魚が食ってきたところを合わせるという神をも冒涜する釣り方。
この釣り方で未就学児に釣ってもらおうとすると、ある一つの難題にぶち当たります。
「合わせられない」です。
当たっているのかどうかも気付かないような年齢の子供に合わせろと言っても無理な話です。こちらで「はい!」とでも言わなければ合わせるタイミングすら分からないでしょう。
そこで「クラッチフック」なる言葉が出て来たわけです。
ではそのクラッチフックとは何者か。
クラッチ?何でしょう。私は西洋人ではないから分かりません。
「キャメルクラッチフック」だったらなんとなくイメージはつきますね。
「ガッチリ掴む」的な何かか…?
クラッチフック。それは止まっているフックを魚が咥えただけでバイトへつなぐという夢のようなフックなのです。
針先の向いている方向が通常のフックと違います。そのためフックがとにかく刺さりやすい。
「ラインテンションのかかっていない状態でも、初期掛かりが良い」との謳い文句。正に「置いておく」ファンのための、「ステイヤー」のためのフックです。
フックの針先がマイナス方向に向いています。これを咥えようとするから力の掛かり具合がグッドなのでしょう。
私の自作ルアー「桃色カラコン」にもマッチングしています。
ラインテンションをかけていなくてもフッキングしやすいのであれば、初心者や子供には最適でしょう。
なにせ、「合わせられなくても」釣れる可能性が高まるということですから。
未就学児のうちの子のように、ルアーにどんな反応があろうとも赤飯おにぎりを食べていて気付かないといったケースでも釣れる確率があるなんて嬉しいですね。
ついに4歳の娘に歓喜の瞬間が!?未就学児のランディングの難しさとは!
しかし縦釣りをやらない人には利益無し。「そんなに掛かりやすいならクランクに付けてもいいんじゃないか?」なんて思いますよね。私もそう思います。
しかしta氏によると、フックの形状が特殊なため、逆に使いづらいとのこと。
さらに私の経験上からの致命的な点は、「折れやすい」ということ。
フックの軸自体がかなり細くなっているため、耐久性はそこまで期待してはなりません。
私は魚の口にかかったフックをプライヤーで外した際に折ってしまいました。繊細なボディですから丁寧に扱いたいものです。
縦釣りに特化したフック。それがクラッチフックです。良いですね、「特化」。長所を活かせるかどうかは自分次第というわけです。
さあ、子供に「置いておく」でとりあえず釣らせたい親には最高のフックが出現したぞ!次回、クラッチフックの性能を実戦で確かめる!
投げられない、合わせられない子供にもルアーで釣らせるテクニックとは!?
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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
昨日、私もふわとろ用にクラッチフックの#8を買ってきました。”デッドスロークランキングに高次元で対応” という謳い文句がそそりますよね。
ウェイトを貼り付けた『ふわとろ・サスペンドバージョン』を準備したので、これにクラッチフックをつけて、最近やや渋い王禅寺に挑みたいと思います。
デッドスロークランキング対応なんてまさにふわとろのために生まれたフックじゃないですか!
調査の結果、バイト率に影響が出たら教えてください。欠点などもあったらお願いします!
サスペンドも効きそうですね!
クラッチフックいいんですけどね‥
ただ自分はよく伸ばしちゃうのでどうも不安なんですよね
あの細さともろさは気になりますよね!伸びにも弱いんですね。
私もクラッチフックを使っているときは毎回丁寧に針を外すようにしてます…