先日、小2の息子の誕生日に祖父母から一万円を貰いました。
「本でも買ってあげなさい」
本?なぜ一万円も本を買わなければならないのか。そんな金額を子供の本に費やす人は「ファーブル昆虫記」を全巻揃えたりする人ぐらいでしょう。
歴史上の人物、下野正希の「浪花節釣行記」を全巻揃えるというなら話はわかりますが。
さて、どんな釣り具を買うか。
祖父母のプレゼントとしてロッドを買った場合、折れてしまったら地獄です。
祖父母からの贈り物なので折れたからといってすぐに捨てるのも忍びないでしょう。
結果、クローゼットの隅に「永遠に生き続けるロッド」として眠ることになるのです。
それを考えてしまうとリールの方が安全でしょう。
滅多に壊れることはないだろうし、多少の不具合ならなんとか直すか我慢して使うかは出来そうです。
「お爺ちゃんとお婆ちゃんがライトリール買ってくれるってよ!」
祖父母の想いをねじ曲げて伝えます。
伝言ゲームで最後までうまく伝わらなかった程度のことです。何かを買ってあげることまではなんとか伝わっていますので上出来です。
息子は大喜びです。今までは海用のリールとしてはダイワのワゴンリール(1300円位)を買い与えていましたが、トラウト・バス用のリールとしては中古のリール(赤鬼、黒鬼)等を使わせていました。
上等のライトリールを買うことができるなんて私も感無量です。
しかし一万円もするリールを買ってしまうことは大変危険です。
私の最高級スピニングリールはシマノの「エアレックス」ですが、当時6000円位した記憶があります。
それを超える高級リールを手にしてしまっては今後が思いやられます。
当然タックルベリーの中古ワゴンリールなんて使わなくなるでしょうし、次の誕生日プレゼントはダブルハンドルのキラキラしたシマノリールを希望するに違いありません。
そうなると私だって「お前をそんな子に育てた覚えはない!」と絶叫してしまうことになるでしょう。
5000円・・・。いや、何だかんだで5000円台・・・、6000円代・・・?
当日勝負です。店に行った当日に息子と私を感動させるリールを提示できるのか!?キャスティング!
というわけでキャスティングに闘いを挑んできます。
果たして何を購入したのか・・・?乞うご期待!
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