前回、本牧釣り施設で爆釣ならぬ爆敗を遂げた私とマクレガーT氏はリベンジを企てます。
「南がダメなら北を攻めろ」という誰が言ったかも分からない格言を信じ、茨城県へと旅立ちました。
今回は、私たち親子とマクレガーT氏ファミリーの大所帯です。
「質がダメなら数で攻めろ」という誰が言ったかも分からない格言を胸に抱き、多人数で攻め込んでみます。
私もスロッターの端くれなので、「ガールズ&パンツァー」で名を馳せている大洗に行くのですから、これまた大洗港では有名な「金丸釣具店」にも寄らせていただくことにしました。
なるほど、お店からもガルパン臭があふれ出ていますね。
とりあえずイソメを購入し、店長さんにスポットを聞きました。
そして大洗港の予定のスポットに到着し、釣りを始めることとしました。
戦法はサビキ(コマセかごに餌を入れ、その餌を振りまいてカラバリを食わせる仕掛け)&イソメの落とし込み&ジグヘッドでのルアー釣りです。
偉そうに言っていますが、どれも初めてやるようなものです。
イソメは全員で1パックで十分と踏んでいたのですが、勢い余ってマクレガーT氏もイソメを購入していました。
しまった・・・!
行きの車内で「イソメを使えば爆釣だろう」などとうっかり言ってしまったのがマクレガーT氏の耳に入っていたのです。
前に触れたようにマクレガーT氏は「爆釣」という言葉に過敏に反応するため、イソメが1パックでは足りないと勝手に判断してしまったのでしょう。
まあそれは仕方ないとして、各々釣りを始めました。
しかし・・・、釣れない・・・。
竿は反応するし、置き竿からは毎回イソメが食われています。ルアー釣りの反応はありませんが。
仕方ない、せっかく来たので那珂湊へも行ってみることにしました。
那珂湊でもなかなか釣れません。初心者グループには釣り方の引き出しがありませんから同じ戦法を続けるか、場所を移動するしか選択肢はありません。子どもたちは飽きて車内に入ってしまいました。
途方にくれながら移動したポイントの流れ込みをよーく見てみると・・・。
小さな魚が大量に泳いでいるではありませんか!
もう背に腹は代えられません。この謎の魚をなんとか仕留めるしかないのです。網ですくうことも辞さない構えです。
イソメを付けたセイゴ針を何度も落とし込みますが、ちょびちょび食われて針にかかりません。大の大人2人がプライドを捨てて猫背になっています。もはや釣り人が捨てる魚を狙う猫よりもランクは下位となりました。
マクレガーT氏が過剰買いしておいて良かったイソメも残り少なくなりました。
車にいることすら飽きた子どもたちも出てきて計5人での謎の小魚釣り。もはや先述の猫も引き気味のハイエナ釣法です。
そして早1時間が経過したとき・・・、ついにマクレガーT氏の子どもがヒット!!
謎の小魚は・・・
フグ・・・。
しかしボウズではありません、認めません。2家族は何とかフグを量産しようと頑張りました。
結果、計6匹の子フグ。オールリリースです。しかもマクレガーT氏は唯一のボウズに・・・。爆釣欲を満たすことができませんでした。
(その後、金丸釣具店ブログでは大洗港で稚アユが爆釣していたとの情報が載っていました・・・。)
リベンジしなければ・・・!
次回の海釣行に乞うご期待!!
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