タートルトークでクラッシュに当てられた時の対処法は…!?
先日ディズニーリゾートに行って来ました。
泊まりでです。
ああ、なんて幸せ…!貧乏人にもこんな幸せを体験することが出来るなんてまだまだ人生捨てたもんじゃない…!
こんな貧乏人がなぜディズニーホテルまで泊まれるのかというと。
みなさんのおかげです。
このブログの収益を原資としました。
みなさんが私達家族をディズニーリゾートへ連れて行ってくれたのです。
来年も行きたい…。
「なんでこいつを釣れていかなきゃ行けないんだ。もうこのブログなんて見ないぞ!」なんておっしゃるアナタ。ちゃんとブログのネタも仕入れてきましたよ。
今回は「タートルトークで当てられた時の対処法」。一生使うことのない人がほとんどの対処法です。しかし備えあれば憂いなし。心して読みましょう。
タートルトークとは?
タートルトークというのはディズニーシーの人気アトラクション。
ウミガメの「クラッシュ」と超高性能マイクを通して会話が出来るという趣旨のアトラクションです。
東京ディズニーシーアトラクションページより
しかしこのクラッシュというのがクセモノで、リアルタイムで観客をいじってくる。そこのやり取りがこのタートルトークの醍醐味なのです。
人気アトラクションのため、朝一にも関わらず60分待ち!!
とは言っても子供達は私の好きな絶叫系には乗れないため、このタートルトークを楽しみにしていたのです。
家族みんなは興奮状態のため60分とは思えないくらいの感覚で順番が回ってきました。
席に着きます。クラッシュ側は海の中を想定したモニター。観客側はこの船の船底のガラス窓から見ているという設定です。
ちなみにディズニーシーの裏側は釣りが出来ます。
ディズニーシーを海から見てみる!【マニアも知らないTDRの裏側に潜入ミッション!】
タートルトーク開始…!
…クラッシュがやって来ました。
「おーい!みんなー!!」
クラッシュは推定年齢100歳以上とされている大人のウミガメ。声はもちろん大人の渋い声をしています。
「俺達ウミガメの挨拶は両方のヒレを上げるんだ!やってみろ。お前達、最高だぜー!」
会場のみんなが両手を上げて「うぉーっ!」と言います。これがお決まりのやり取りなのです。
私も何回もタートルトークには入っているのでこの「うぉーっ!」はもう数え切れないほどやっています。
「おいおい、元気がないな-!そこのお前だよ!」
このやり取りも定番。子供ではなく大人が話しかけられて、そしていじられるパターンです。
「ククっ…!今回は誰が的となるのか…。」
「中央の列の端っこにいる大人のオス!お前だよ!」
「…お願いします。」
キャスト(スタッフ)が私にマイクを差し出しました。
オレ!?
当たってしまいました。周りの人達は落胆。話しかけられるのを楽しみにしているファンがたくさんいるというのになぜ私が…。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
クラッシュとの一対一の勝負
「名前はなんて言うんだ?」
「(グリーン)です…」
「いい名前じゃないかー!」
ここのやり取りも定番なのですが自分に言ってもらっているとまた嬉しいものです。
「元気がないなーグリーン。もう一度両手を上げてみろ。」
ここはどう振る舞うか。以前から思っていたのですが、ディズニー側としてはどういう客がありがたいのか。
ウケを狙って突飛なことをやってくる客もいますが、それはディズニー側としてはありがたくない客なのではないか。
クラッシュより目立ってはいけない。タートルトーク暗黙の掟、いや、鉄の掟です。
一瞬考えます。「ウオウオ-!」なんてファイナルファイトのマイク・ハガーのような声を出してみてはどうか。
いや、駄目だ。「ふふっ、ファイナルファイトのマイク・ハガーがダブルラリアットを繰り出している時の声みたいね。」なんて気付いてくれる客層ではない。
ここは素直に元気よく「うおーっ!」と両手を上げます。優等生になるのです。
「よーし、みんなー、拍手だ-!」
まばらな拍手を受けます。
ふぅー。何とか難を逃れたか。シャツは脇汗でビシャビシャです。
この後は子供からの質問を受けたり、ギャグを飛ばしたりと観客を喜ばせながら進行します。
よくYouTubeで見てたけどこれをたまたまアップされてたら家宝にできるな…。誰かマニアが撮っていてくれないかな…。
クラッシュの追撃…!
「グリーン。おい、グリーン!」
ク、クラッシュ!
追撃です!追撃で話しかけられるパターンもあったのか!?
まさか連続で当てられるとは思ってもみませんでした。
聞いていませんでした。放心状態によりクラッシュの話をよく聞いていませんでした。
しかしだいたいは分かります。今、モニターに白いイルカのようなものが出現しています。この白イルカは超音波で目で見なくても物が分かる。それをやれと言うのでしょう。入場前の前説的な話で聞いていました。
「さあ、やってみるんだ。グリーン。」
目をつぶり、両手を耳に当て、「ウーーーーっ」と声を出します。ここでも下手な奇声は上げません。優等生となるのです。
「オレが上げてるヒレはいくつだ?分かるだろう?」
・・・・・
…ど、どう返せば優等生!?
目で見ずにクラッシュが上げているヒレの数を当てろというのか。選択肢は1or2…。
待てよ?3や4があり得る??
そうだ!これは1or2で客に答えさせておいて、実際はクラッシュが足のヒレを上げていて「3」という落としどころだ!読めたぞ!
ということは1か2で答えておけば安パイ。予定調和です。
「2!」
・・・・・
「…正解だー、みんな拍手-。」
し、しまったぁーーーっ!!
違った!これは「1」と答えたらクラッシュが上げていた片手を慌てて下ろして会場がドッカンのパターン!?
持っていません。私は持ってない芸人に成り下がりました。
大した盛り上がりも見せることなく私へのいじりは終わりました。クラッシュも失望していることでしょう。
タートルトークで当てられたことについての反省
難しい。クラッシュの、いやオリエンタルランドのご意向に沿うのはなんて難しいんだ…。まだまだ「人間力」が足りません。
しかし場を乱さない。進行を滞りなく進める優等生な対応が大人としてのたしなみでしょう。
皆さんも気を付けてください。気を抜いてるといきなり話しかけられますからね…。以上、「タートルトークでクラッシュに当てられたときの対処法【反面教師ver.】」でした。
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