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子供に三枚卸しをさせるなら鯛がおすすめ!【子供に魚を捌かせてみよう!】

自作料理レシピ!
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「お父さん、魚捌きたい。」

 

 

 

 

ふとこんなことを言ってくるなんてうちの息子は天才児ですね。

 

 

 

将来が心配です。

 

 

 

 

前にニジマスを捌く練習をさせましたが、今度は自分一人で捌いてみたいとのこと。

 

 

 

 

さて、子供が一人で捌ける魚。なんでしょう。

 

 

ニジマスは釣りに行かないと手に入らない。もとい、近所のスーパーにたまに入っています。

 

しかし、「なぜいつでも管理釣り場で新鮮なニジマスを手に入れてこれるのにわざわざスーパーで買わなきゃいけないんだ!」というのが管理釣り場好きの人の発想ですよね。「管釣り病」です。

 

 

 

すると、捌きやすいのは「真鯛」です。以前鯛を捌いていてその「捌きやすさ」を発見しました。

 

しかし子供に魚を捌かせるのに鯛をチョイスすることには他にもメリットがあります。今回は子供や初心者が魚の三枚卸しを練習するのになぜ鯛(真鯛)がおすすめなのかをご紹介していきます。

 

 

 

 

手に入りやすい!

真鯛はどこのスーパーでも売られています。「丸ごと」で。

 

なぜ丸ごとの真鯛がいつもスーパーに並んでいるのかというと、「突然の祝い事で使うから」です。(五時レンジャー貧乏釣り部調べ)

 

 

 

子供の合格発表日。受かるかどうかがこの日に分かります。

 

「合格のお祝い」をするかどうかなんて結果が分からないとどうしようもありません。そのため、「事前に鯛を予約」なんて出来るはずがないのです。

 

 

 

 

そして、子供から一本の電話が。

 

「お父さん!受かったよ!」

 

 

「そうか!良かったな!それじゃー帰ってきたらお祝いだ!」と急いでスーパーに鯛を買いに行く。

 

 

 

 

そんな家庭が少なくないのです。(五時レンジャー貧乏釣り部調べ)

 

 

 

そのため真鯛はスーパーで容易に手に入れられる丸ごと魚の代名詞となっています。

 

 

 

 

 

大きさがちょうど良い

そしてそんなスーパーの真鯛は大きさがちょうど良い

 

 

近所の急なお祝いに備えて一万円級の大きな真鯛を常日頃から備えているスーパーなどありません。大赤字になりますから。

 

 

ほんの「ささやかなお祝い」にこそスーパーの真鯛は使われるのですから。

 

 

 

 

その大きさたるや、まさに子供が三枚卸しの練習をするために用意されたと言っても過言ではないちょうど良さ。20~30cmクラスです。

 

 

アジとかイワシだと小さすぎて捌きの練習には適していません。ニジマスも駄目です。体高がなさ過ぎますから。

 

 

 

 

値段がそれほど高くない

ちょうど良い大きさ(20~30cm)の真鯛であることのメリットは、捌きやすさだけではありません。

 

それぐらいの大きさの真鯛なら1000円以下で手に入ります。

 

「真鯛=高い」のイメージがある日本人。確かにその大きさで1000円は魚の相場としては高いのですが、真鯛は充分その価値がある魚。損することはありません。

 

後述する捌きやすさと味の美味しさ、後述する使い勝手などを考えると30cmものが1000円以下で手に入ればむしろお買い得と言えるでしょう。

 

 

 

 

内臓が小さい

真鯛のハラワタを取ってみて気付いた方も多いはず。真鯛は案外内臓が少ないものなのですね。

 

腹を全て切ることなく、一部だけ切って内臓が取れます。姿を保つのにも便利な切り方です。

 

 

 

そのため腹骨の範囲も狭いのです。

 

 

 

腹骨の範囲が狭いということは三枚におろすときも簡単です。簡単ですし、失敗が少ない。あらゆる所を切り取りすぎて身が無くなってしまうというありがちな失敗を防止することが出来ます。

 

 

 

 

 

捨てるところがない

とは言え慣れない魚の三枚卸しで身が少なくなってしまうのは仕方ありません。しかし案ずる事なかれ。

 

 

真鯛には捨てるところなどほとんどないのです。

 

 

 

ウロコは確かにどうにも使い途がない。しかしその他の場所は捨てる必要ありません。

 

頭部、腹骨をすいた部分、そして失敗して中骨に身が多くついてしまったとしても全て使えます。

 

 

 

頭部、腹骨をすいた部分については、「ダシ」!

鍋に入れて沸騰させない程度に熱してみなさい。見事な鯛ダシの完成ではありませんか!

 

味噌汁にすれば驚愕。こんな旨い味噌汁があったのかと思うぐらいです。

 

 

 

頭をダシにする場合は頭までキチンとウロコを取りましょう。ウロコだらけだと悲劇になります。

 

 

 

そして中骨の部分が厚く残ってしまった場合でも心配ありません。マグロの中落ちのようにスプーンでかき集めても良いですし、そのまま焼いてしまっても美味しく食べられます。

 

 

 

 

実際に子供に捌かせてみる

さて、初めての三枚卸しに真鯛を使うことのメリットを述べましたが、実際に子供に真鯛を捌かせてみましょう。参考までに小3です。

 

 

 

まずスーパーで798円だった鹿児島県産の真鯛を購入。もちろん養殖です。

今回はスーパーでウロコと内臓をあらかじめ取ってもらいました。なぜ取ってしまったかって?

 

 

 

 

 

嫁の命令ですよ。

 

 

捨てるところがほとんど無い真鯛。捨てなくてはならない部分は家に入れるなというキツいお達しです。

 

 

 

 

まずヒレから包丁を入れて頭を落とします。包丁?もちろんダイソーのアジ切り包丁ですよ。

 

 

 

そして中骨の上から包丁を入れて身を分ける。子供には包丁を入れるポイントを指示します。

 

 

 

 

ほら!小3でもこんなに綺麗に離せるんですよ!ニジマスだとこんな簡単にはいきません。

 

 

 

 

今度は反対の身を中骨から切り離します。こちらのほうが少々難易度は高いですね。

 

 

 

 

中骨から身を切り離したら今度は腹骨をすき取ります。真鯛は骨が大きいため、切り取る部分が大変わかりやすいと思います。

 

 

 

刺身にする場合には身の真ん中のラインにある小骨を毛抜きで抜き取ります。これも骨が比較的大きいため簡単ですね。

 

 

 

そして皮剥ぎ。これが子供にとって一番難しいかもしれません。

難しいのは最初の包丁を入れる位置。どうしても皮と身の間ちょうどに入れられません。ここは手を出しても仕方ありませんね。

 

 

 

包丁が入ればあとはそれほど難しくありません。ギコギコとゆっくり身を離していきます。最後の部分で包丁が抜けて飛んでいかないよう注意しましょう。

 

 

 

氷水にちょっと浸けてみました。その後キッチンペーパーで充分に水分を取ります。ここだけは入念にやらせてください。水っぽくなっては台無しですから。

 

 

 

切り身にするのって子供にとっては案外難しいものなんですね。うまく包丁が入りません。ダイソーのアジ切り包丁だからじゃないかって?それも二里あります。

 

 

 

皿に盛り付けて完成!

「汚い盛り付けだな」なんて思った方。です。鬼畜です。子供が頑張って盛り付けたのですから声に出してはいけません。

 

 

 

 

以上、「子供に真鯛の三枚卸しをさせてみたら」でした。やはりニジマスよりも全然簡単でしたね。

 

 

 

 

さあ、子供に魚を捌かせてみたくなったら迷わずスーパーへGO!魚が捌けない方はまずは自分で練習してみよう。失敗してもへっちゃら、胃の中へ入れば同じです…

 

 

 

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コメント

  1. リバーkn より:

    前に、グリーンさんにアドバイスいただいた縦釣り、専用ロッドを買ってしまいましたー。早く使ってみたいです!でも、なんか思ってたより小さくて、調べてみたら、1メートルくらいのバチプロ35というものだったみたいです。ホームページには、子供にお薦めと書いてあったので、まあ良いかなと思ってます。

    • グリーン green より:

      私のより短いやつですか!子供に一本欲しいですね。でも高いから…
      1500円のグラッシーで十分です!

  2. リバーkn より:

    実は、グラッシーも買ってみたいんですけど、激安アイテムは心配で……
    使ってみていかがでしたか?

    • グリーン green より:

      まず、未使用の状態で少し曲がっています。そして大物がかかると弓のように曲がります。しかしまだ魚がかかって折れたことはありません。
      最高のULロッドですね!

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