水道水を使った新ジャンルのウォーターサーバーとは?
ウォーターサーバー。今やあまたのメーカーからウォーターサーバーが発売されており、もはや選び放題。
選び放題という反面、どれを選んで良いか分からなくなってしまいますね。
私もウォーターサーバーを使ってはヤメ、使ってはヤメ、今や普通にイオンのネットスーパーで激安ミネラルウォーターを購入する生活を続けていました。
本当なら「のむシリカ」を買いたいですがそんなに富豪ではありません。これは売れてるユーチューバーしか飲めない代物です。
そんな時、全く新しい方式のウォーターサーバーを使っていると知人から聞きました。
なんとそのウォーターサーバーとは「水道水を使う」とのこと。
今回はそんな次世代ウォーターサーバーの使い勝手やら味やらを惜しげもなく公開してみたいと思います。
今までのウォーターサーバーの欠点
なぜ私がかつて使用していたウォーターサーバーを辞めてしまったのかというと…、
今までのウォーターサーバーの欠点ランキング!
第3位 思っていたより高くつく
私はなかなかの水を飲みたがり。ウォーターサーバーの謳い文句は、普通に飲むのはもちろんのこと、お米を研いだりカップラーメンに使ってみたり、とにかく冷水と温水を自由自在に使いこなせるというところです。
そうなるとメーカーが標準で提示している使用水量を大幅に超えてしまうのです。
さらに定期的にメンテナンス料がかかってくるので、月換算すると数百円プラスして考えなければなりません。
となると、スーパーマーケットオリジナル激安ミネラルウォーターを購入した場合と比較すると雲泥の差。かなりセレブな生活となってしまうのです。
第2位 予備タンクが邪魔
私が以前使用していたのはタンクを装着するタイプのオーソドックスな形のウォーターサーバーでした。
このシステムは「業者の方が12Lほどのタンク数本を定期的に運んでくれる」というもの。
これがなかなかの苦痛。何せ12Lのタンク数本はかなりの場所を取ります。
さらにタンクが空になったあとは次の業者訪問日まで空タンクを保有して置かなければならない。タンク置きスペースがある富豪の家でないとなかなかの邪魔になります。
※現在では潰せるタイプのタンクもあります
第1位 タンクが重い
ウォーターサーバー本体にはタンクを装着しなければならない。これは腰痛持ちには大変なリスクとなります。
迂闊に腰を上げたままタンクを持ち上げてしまうとギックリ腰の恐怖が襲いますからね。
予備タンク自体はウォーターサーバーの近くに置いておきたいものですが、見栄え的になかなかそれは叶いません。となるとタンク置き場から毎回タンクを持ってこなければなりません。
これは相当負担に思っている人が多いと思います。
これらの欠点を解決する水道水利用型ウォーターサーバーのメリット
しかしこれらのウォーターサーバー特有の欠点を解決したというジャンルが水道水を利用したタイプとのこと。
なぜでしょう?
毎月の価格は完全固定で安心!
私が契約したウォーターサーバー「ハミングウォーター」はリース料が毎月3000円(税別)。この料金は水をいくら使っても変動しません。(他社の物も同程度です。)
なぜなら「水道水を使うから」。これには驚きですね。
ということは、タンク内の水自体に料金がかかっているシステムのウォーターサーバーとは違い、水の使用量によって大幅に料金が変わるということを回避できるのです。
とはいえ電気代(メーカー標準電気代475円)と水の使用量は多少変わることは考慮しましょう。
これはそこそこ水を使う家庭から見れば現時点のウォーターサーバーの中では最安値クラス。定期的に届けられるフィルターを自分で交換するため、メンテナンス料などが取られないのは大きすぎます。
惜しげもなくガンガン使える!
いくら水を使っても料金の変動が無いということは、惜しげもなくガンガン使えるということです。
炊飯やカップラーメンにミネラルウォーターを使うのはかなり抵抗があるという方も多いでしょう。
しかしこのタイプのウォーターサーバーの場合だとなんていうか「罪悪感が無い」。元が水道水なので「高級な水を使っている」という意識も薄らぐのです。水をこぼしてしまっても床に口をつけてすすらなくても良いというわけですね。
これは貧乏性の私にとっては大きなメリットです。
タンクの概念が無くなった!
水道水利用型ウォーターサーバーは水道水を使うわけですから、従来のウォーターサーバーにあるタンクという概念はありません。
例としてハミングウォーターの仕組みを簡単に説明すると、
①本体に水を注ぐ
②スイッチを押す
③フィルターを通した水が出てくる
この三段階で美味しい水が使用できるというシステムです。
ということは、タンクを交換するという概念がそもそもありません。「タンクフリー」という新しいシステムが画期的なウォーターサーバーなのです。
このシステムは私にとっては大きすぎる。従来型のウォーターサーバー最大のデメリット、「水を移動させる」という概念自体がないのですから。
とはいえ定期的に本体に水道水を補充しなければなりませんが、それはヤカンやポットなどで簡単に行なえます。腰に負担は一切ありません。
水道水を使ったウォーターサーバーの水は美味しい?不味い?
ということで水道水を使った画期的なウォーターサーバーですが、一番の懸念点は「水が美味しいのか不味いのか」。これに尽きると思います。
美味しい水を作る仕組みは「フィルターを通しているだけ」という斬新なシステムですから私でも不安になりました。
私はすでに使用している知人から味には問題ないことを聞いていたので安心して契約できましたが、味については試飲をしてみないと怖くて契約できないという方も多いと思います。ハミングウォーターには「最低2年契約」という「知らなかったじゃ済まされない」裏のカラクリも搭載してますから。
しかしハミングウォーターの試飲会などはなかなか目にすることはありません。何せまだまだマイナーですからね。
そんな方のために私が水道水型ウォーターサーバーの水の味について赤裸々に公開してみたいと思います。
ただの水道水・ミネラルウォーターとの味の比較
比較対象はもちろん「水道水」と「ミネラルウォーター」です。
水道水との味の比較
カルキ臭さが軽減しているのは確か。冷えた水道水だと臭みが感じにくいため、常温の水を飲み比べています。
鼻から抜けるカルキ臭さはほとんどありません。しかし完璧に抜けきれているというわけでもないような気がします。
「ミネラルウォーターの容器に入っていたら気付かない」といったレベルでしょう。
ミネラルウォーター(いろはす)との味の比較
今回は「いろはす」と飲み比べをしてみました。
冷えていると差が分かりづらいため両者とも「常温」です。
いろはすとの味を比べてみると…、
いろはすうんめえ。
やはり市販のミネラルウォーターは旨い。馬鹿に100円取るわけではありませんね。
ハミングウォーターはそれに比べれば味は落ちます。しかし常温派でなければあまり気にならないとも言えるでしょう。
なお、お湯を直接飲みたいという方はなかなか少ないと思いますので割愛しております。
ハミングウォーターのデメリット
今までのウォーターサーバーのデメリットを解消する画期的な仕組みではあるのですが、デメリットもあります。ハミングウォーターを例に挙げてみます。
フィルターの交換が4ヶ月ごとで固定
月額3000円(税別)で水が使い放題ではあるのですが、フィルターの交換スパンが「4ヶ月」であるということ。
ということは、「交換時期を超えたフィルター」の状態で使い続けると水の品質が落ちるのではないかということ。
もちろん多少交換時期を超えても水の美味しさが保てるような性能のフィルターが用意されているのでしょうが、鬼のように使いまくれるかというとある程度範疇があるわけです。
「ハミングウォーター風呂に入ろう!」とか「ハミングウォーター水を撒いて枯れ木に花を咲かせよう!」とお考えの方は今一度自分の行動を見直しましょう。
保険(ハミングウォーター安心サービス)に入らざるを得ない
さらにハミングウォーター安心サービス(任意)で毎月100円取られます。
これは破損時等の補償をしてくれるというものなので、あえて入らないというチャレンジをする理由はありません。
さらに「非常用電源ユニット」(税込1760円)も任意で購入できますので停電時にも利用したい人は購入しておくと良いでしょう。
水に完璧を求めない人には最適の商品!
ということで水道水型ウォーターサーバーは水に完璧さを求めない人には最強のウォーターサーバーになるでしょう。
従来型のウォーターサーバーのデメリット
- 値段の変動がある
- タンクが重たい
- 空きタンクが邪魔
が解消されましたからね。
「最高に美味しい水が飲みたい!」、「天然水にこだわる!」という方以外には現時点で最強のウォーターサーバーかもしれません。
何せ「女性や高齢者の一人暮らし」でウォーターサーバーを使いこなすことを可能としましたからね。この意義は大きいと思います。
さあ、どのウォーターサーバーにしようと迷っている人は候補に入れておこう!
【水道水型ウォーターサーバーは色々あるぞ!】
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