前回の続き
中国の釣り具メーカー「GUANGWEI」。
広大なる魏国といった意味合いのメーカーの壮大なるスケールはさらにとてつもないステージへと私をいざないます。
前回から読む
「おい…、嘘だろ…?」
「荀彧」と名付けたばかりのguangweiリールにひっそりと表記されていたのはこれです。
「POSEIDON」
なぜ全ての海洋と大地を支配していると言われている海の神がこんなところに!?
中華統一レベルの話ではありません。
全世界規模の神がそこにはいたのです。
混乱した私の脳裏には「パチスロ ミリオンゴッド」のポセイドンステージのBGMが流れ始めました。
ポセイドンはギリシャ神話の中では、全知全能の神「ゼウス」の兄とされ、実力はNo.2の位置づけだといいます。
なぜそんな偉大なる神がタックルベリーの激安ワゴンに並べられていたのか。
それならまだしも、そのリールに20年前の使えなくなったラインを下糸にしてさらにサンラインの激安徳用ラインを75m巻くといった無礼を働いた私に対して海の神はお怒りでないでしょうか?
それはまずい・・・
かといってすぐに高価な、100m2000円ぐらいのフロロカーボンを巻ける財政はないので、とりあえず糸を丁寧に巻き直しました。
これで海の神の怒りが収まれば良いのですが・・・。
名付けたguangweiもguangweiです。なぜ中華統一にとどまらず神の領域まで足を踏み入れたのか。
まずは「曹操」「劉備」「孫権」あたりの三国志シリーズを出して様子を見るべきだったのです。
おそらく「曹操」は大型4000番、「劉備」は小型の1000番、「孫権」は間の2000番くらいでしょう。
そこから徐々に「チンギスハーン」⇒「毛沢東」⇒「パンダ」と広がりをみせていけば良かったのです。
それをいきなり海と大地の神ポセイドンとは飛躍しすぎです。それを手にしたこちらの身にもなって欲しいです。
どうでもいいことだろうとお思いの方もいるでしょうが、自分にとっては大変なことなのです。
ご存知のとおり、「五時レンジャー貧乏釣り部ヒエラルキー」の中では釣り具の格は値段でも性能でもなく「ネーミング」。
それゆえに「トラウトキング(鱒王)」、「トラウトマスター(鱒博士)」が上位に君臨しているのです。
アブガルシアの「ホーネット」なんて「スズメバチ」といった名称ゆえに、バスフィッシングにとどまらず、防波堤での小物釣りに使われている冷遇ぶり。
そのヒエラルキーの中でいきなりポセイドンに飛び込まれたら今までの覇権争いが一気に終わってしまいます。
全世界の神レベルに勝てるわけはありませんから。
とりあえずポセイドンの怒りを買わないよう、第一線で活躍していただきます。
ボウズで終わってしまったらポンドの水が一瞬にして水龍へと姿を変え、私に襲いかかるでしょう・・・
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