What’s this?
It’s「葉っぱルアー」!
Wow! Especially good!
というわけで、今回は「葉っぱ」のルアーを自作してみました。
なぜ葉っぱのルアーなんて作ろうと思ったか?
今月行われた、ルーキー達の熱き闘い、見るものの涙を誘い、観衆からは嗚咽の声が漏れ、感動のあまり飯ものどを通らず、末には会社を3日間欠勤すると言われた「貧乏釣り部フォトダービー」の参加者の中に「葉っぱでニジマスを釣った」という強者がいたからです。
【ta様より】
「餌と間違う物自体をイミテーションする」という全く新しい発想です。
一見遠回りなようですが、よく考えるとそうでもないんじゃないかと思いました。
ルアーの定番は「魚型の擬似餌」。ミノーなどですね。ルアーはそこから始まっていると思います。
魚を模したルアー、虫を模したルアーなどのいわゆる魚が普段食べるものをイミテーションしたものが1番効果があると考えられていたのでしょう。
そこからある偶然の発見、「トラウトが落とした食器のスプーンに食いついた」という逸話。そこからスプーン型ルアーが生まれました。
食器のスプーンを、「おっ、スプーンだ。コイツこのスプーンでカレーを食ったな。このカレーがこびりついた部分を舐めとろう。」なんて思って食いつくはずがありません。
ニジマスにとって、「食べ物だと勘違いして」、または「本能を刺激されて」スプーンに食いついたはずです。
そうすると、葉っぱに食いつくというのはスプーン的な理論と同じ訳です。
以前、釣ったニジマスの腹の中にVC3000のど飴の空き袋が入っていたことがあり、驚かされましたが、これもおそらく水面に浮いていた天童よしみ、もとい、VC3000のど飴の袋をニジマスが丸飲みしたのでしょう。
水面に浮いている物に反応しやすいのであれば、葉っぱは非常に的を射ているということになります。
さて、葉っぱルアーの作り方ですが、至って簡単。
以前公開した驚異の手法、「100均の木粉粘土」と「100均の針金」でルアーを作るというやり方と同じです。
粘土で作る自作ルアー!素材編【100均で買える道具を集めて】
やはり軽く脆い素材の木粉粘土にはワイヤーが不可欠です。
今回は塗装に100均の絵の具を使いました。リアル葉っぱを目指すためです。
水性絵の具なので、100均マニキュアコーティング+ウレタン塗装を施し、頑丈にします。
葉っぱルアーの完成です。ネーミングは「ハイパーリーフくん(仮)」としましょう。
この葉っぱルアー、見た感じで欠点はわかりますよね。
「異様に軽い」という点です。
フローティングはもとより、木粉粘土は非常に軽い。フックを入れても1g以下でしょう。
さらにこの形状は風の抵抗を受けやすいはずです。
おそらく飛距離は5mいけば良い方でしょう。大丈夫、追い風10mの日に使えば。
泳がせるわけではないので充分です。奥の手としてベールをフリーにしておけば風に揺られて50m先まで流れてくれるはずです。
このただ水に浮くだけの葉っぱルアーが爆釣すればルアー界は激震です。これからは「ケヤキくん」や「カエデちゃん」などの各種樹木の葉っぱシリーズがルアーコーナーを埋め尽くすことになるでしょう。
さあ、この世紀の大発見、葉っぱルアーの実力はいかほどか。実戦に移る!!
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コメント
革命ですね…!
この発明には多くのルアーメーカーが驚愕したでしょう・・・
そしてその釣果にも・・・
随分前に蔵王フォレストスプリングスでどんぐりを使ったら入れ食いになった事あります!
フォレストスプリングス行ってみたいです。
ちなみに若い頃宮城の川崎町の湖でアオダイショウと戦ったことがあります!