日本さかな検定(通称ととけん)。
ととけんなんて聞いたことがありませんでしたので、その手のマニアなら知っているという「ツウ称」でしょう。
魚検定に挑戦!試験概要・難易度・模擬問題【6/11まで申込締切延長!(H29)】
さかな検定を親子で申し込んだは良いが、勉強する時間がなかなかない。本当に大丈夫なのでしょうか。
しかし試験のパターンは掴めたつもりです。テキストをくまなく読めばなんとかいける試験でしょう。※1級は全然違います。
しかし罠にハマるところでした。
公式テキストとして「ととけん」が謳っていたのは「魚の便利帳」。それだけあればなんとかなるだろうと思っていましたが実際は違いました。
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副読本としてもう1冊出されていたものからの出題のほうが多いんじゃないか!?というぐらいの必要性がありましたから。
2017年版 特大号 ととけん 副読本/第7回過去問題・第8回模擬問題集
この副読本は「前回の過去問+模擬問題(各級50問ずつ)」がセットになって付いていますので、本文以外にもメリットがあります。買っておいて損はない、むしろ2級以上は買わないと無理でしょう。
しかし案ずる事なかれ。この副読本を読み込んでおけばとりあえず安パイな内容です。ここから出題されることが本当に多いようですから。
「魚の便利帳」と「副読本」の内容について、魚の便利帳は「魚個体」に関する知識、副読本は「地域の魚」に関する知識を得ることができます。
過去問や模試によると、「地域」に関することの出題割合のほうが多く感じました。
例題
かつて出世魚を運んだ富山から飛騨高山へと続く道は、近年5名のノーベル賞受賞者を輩出していることから「出世街道」とも呼ばれています。この街道名を選びなさい。
(1)鯖街道 (2)鮎鮨街道 (3)鰤街道 (4)鮮魚(なま)街道
正解(3)
のような問題ですね。
さかな検定(通称:ととけん)を侮ってはいけない理由は、「食」に関する問題が多いこと。
これは女性よりも男性は不利です。
当然魚を普段から捌くような方は良いのでしょうが、私のような「スーパー肉厚3枚卸し人」には大変不利なのです。
北王子魯山人のような食通なら勉強しなくても解けるでしょうが、私のような「100円回転寿司キラー」には大変不利なのです。
そのため副読本を重点的に勉強することにしました。
まず驚かされたのが「プライドフィッシュ」。
「~県のプライドフィッシュであるこの魚は~」みたいな問題が出ますが、そもそもプライドフィッシュなんて聞いたことがないでしょう?かろうじて「揚げた魚」的なイメージを持つぐらいです。
「プライドフィッシュ」とは全漁連が認めた各地域で水揚げされる魚のことのようです。
「大人の事情」が試験にも組み込まれているわけですね。
他にもスポンサーのマルハニチロ的な「缶詰」の問題もよく出てくるので注意が必要です。
「大人の事情」がわからない人間はこの試験を受ける資格はありません。
さて、本試験前に私の問題演習成績を公表します。
第7回さかな検定2級過去問(合格ライン70/100問)
「65点」
第8回さかな検定模擬問題(合格ライン35/50)
「31点」
…だ、大丈夫か?試験まであと数日!
※試験は終了しました。
次回は本試験の様子と自己採点の結果を発表!親子に栄光は訪れるか!!
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コメント
模擬試験では絶妙にアウトwwwww
明日が楽しみですね!私がどんな高得点を叩き出すのか!!