ワークマン最強のウェアと言えばAEGISシリーズだが…?
今最も話題のファッションブランド「ワークマン」。
その中でも最強との呼び声高いのが「AEGIS(イージス)シリーズ」ですよね。
防風防水に優れた機能を持つ、「一家に一着」ウェアとなっています。
そのAEGISシリーズでも一番人気なのはアレですよね。
アレです。
アレは釣り場で着用している人が圧倒的に多い。ワークマンを爆発的人気にさせた一端とも言えます。
しかし、「AEGISシリーズ影のNo.1」と呼ばれているもう一つのウェアをご存知でしょうか。
もちろん私が前回紹介した裏アルミのヒートアシストジャケットではありません。あれは「お手軽防寒」のウェアであり、「過酷下防寒ウェア」ではありませんから。
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ワークマンの代名詞、「過酷な状況下にも耐えうる」最強性能シリーズにカテゴライズされた驚異のウェアがあったのです。
BIKERS(バイカーズ)の性能は
それがこの「BIKERS(バイカーズ)ジャケット」。バイク乗りのために生まれたウェアです。
先程のアレの耐水圧は10000mmです。10000mmというと、「大雨」に十分耐えうるという防水性能です。
しかしこのBIKERSの耐水圧はアレを上回る15000mm。「大雨~嵐」にも対応した防水性能とのことなのです。
さらに透湿度は5000g/㎡/24hなので「軽い運動」までの汗にも適しています。
(ちなみに雨に特化した耐水圧20000mmのバイカーズレインウェアもあります。透湿度は2000g/㎡/24hなので多少蒸れてもとにかく防水を重視する方向けですね。)
バイク乗りなら分かっていると思うのですが、雨が降っている中バイクを走らせると「嵐」と類似の状況になります。かなりの圧で雨風が体にぶつかってくることになるからです。
嵐類似の状態に耐えうるウェアとして誕生したBIKERS。今回はその性能を検証してみました。
ワークマンのBIKERSジャケットの性能を検証!
まずは私が長年愛用している「上下2900円のレインウェア」。2900円でもかなりの耐久性があったため、チャックがぶっ壊れていても使用し続けました。
そして「980円ぐらいで買ったグローブ」これもAEGISシリーズとの比較対象とします。980円のクセに3年も持ってくれました。
これらを着用して時速60kmでバイクを走らせてみます。
ちなみにウェアの中は、Tシャツとワイシャツとウールのカーディガンで統一します。私はスーツを着るのが大嫌い人間なので冬でもこの出で立ちを好むという癖があるのです。
さらに天気は快晴。気温は5℃くらい(Yahoo天気より)です。
まずは2900円のレインウェアの上と980円のグローブの体感
2900円のレインウェアと980円のグローブを着用してスピードを上げる…。うん、上半身全体に冷気を感じる。まんべんなく冷気を感じるところが圧倒的敗北感ですね。
もちろんレインウェアにはウインドブレーカー的な機能がありますので、これだけでもかなりの防風効果は働いています。今までこれで頑張ってきましたから。
グローブは最悪。よく今までこれでバイクに乗っていたなと自分で自分を褒めたくなるくらいの冷感です。
これらのウェアでは「頑張ったらなんとかいけるけど油断した途端死神の鎌」という表現が最も適しているでしょう。気を抜いた瞬間風邪を引きそうです。
BIKERSの耐水圧15000mmジャケットとAEGISグローブの体感
次にワークマンのAEGISシリーズ「BIKERS」のジャケットと同じくAEGISシリーズの1900円のグローブです。
スピードを上げる…。全然来ない…。
・・・・・
全然来ないよ冷気が…!!
先程のレインウェアと比較すると全くと言っていいほど冷気を感じません。どれくらい冷気を感じないかと言うと、「バイパスを走りながら終始半笑いだった」くらいの冷気の感じなさです。
グローブも秀逸。先程の980円のグローブとは比較にならないくらいの暖かさ。これで1900円とは驚き。5倍くらいの暖かさがあります。
驚くべきは、グローブを外した時に手が汗ばんでいること。緊張して手汗をかいていたと錯覚するぐらいです。
注意点としては「手の操作性は980円のグローブに負ける」ということ。綿のみのグローブはフニャフニャのため、操作性だけは二重丸歩です。ブレーキングには十分注意を払いましょう。
BIKERSジャケットの機能紹介
格差社会…!この世は何たる格差社会なのでしょうか。
4900円で冬のバイクの地獄から開放される…。同じ道路を薄いダウンで走っている原付きのおばさんに「ねえ、いいよこれ!YOUも買っちゃいなヨ!」と声を掛けてあげたいくらいです。
私もバイク乗りのはしくれなので革ジャンの「風を通さなさ」は十分わかっているつもりです。
しかし革ジャンは鬼のように重い。牛を背負って走っているようなものですからね。武装戦線ぐらいの気合が入っていないと着こなせないウェアです。
このBIKERSのメリットは「軽さ」。初めて手にとった人はその軽さに「うわ…、大丈夫かな…。やっぱ買うのやめようかな…。」と思うことでしょう。
前面
背面
しかしこのBIKERSは革ジャンに勝るとも劣らない風を通さなさです。そして革ジャンとは比較にならないくらい軽くて動きやすい。人類の発明が牛に勝った瞬間です。
いや、「蒸れなさ」も革ジャンとは比較になりません。脇付近のジッパーを開ければ換気ができるという高機能性。「ベンチレーションシステム」と書いてありますが、「換気」で良いでしょう。
(このジッパーを開けたまま走ってもそれほど寒さを感じることはありません)
そして…、胸ポケが深い!!
どうしてくれましょう。これは「胸ポケにホッカイロを入れろ」と言わんばかりのスペースです。どこまで体を暖めようとするつもりでしょうか。
もちろん「文庫本」を入れておければ辛うじて弾丸から命を守れるかもしれません。グリコアーモンドチョコレートを入れておけば遭難しても命を繋げます。
その他も腰のアジャスターやロゴの反射材などの「ちょっと嬉しい」機能がついて至れり尽くせり。
BIKERSはバイクで働く人の味方!
もちろんこのウェアは「ワークマン」の製品です。
ワークマンは働く者の味方。すなわちこれはバイクを用いて働く者専用のウェアです。
ウーバーイーツや出前館などのデリバリー業はもちろん、初日の出を見るために正月早々から集団でバイクを走らせる仕事をしている方にも最適ですね。
ちなみにこのBIKERSはジャケットだけでなくパンツも販売されています。
しかし私は買いませんでした。なぜかって?
そこまでガチのバイク乗りじゃないからですよ。
冬の雨風の中でもバイクを走らせるソウルフルな人なら迷わずパンツも買いましょう。上下揃えるのが真のバイカーズです。私は真のバイカーズではないので上だけで満足です。
上だけであれば、バイクを降りてそのまま表参道とか六本木ヒルズとかに行っても全く恥ずかしくありませんからね。「あれ、今日バイク便なんて頼んでたっけ?」なんて言われる心配もありません。
さあ、ガチのバイク乗りもそうでない人もこのコストパフォーマンスを体感せよ!冬場のバイクが快適になるぞ!
BIKERSジャケット延長戦
このジャケットの性能は恐ろしい…。限界にチャレンジしてみたくなりました。
ひょっとしてジャケットの中は裸でもいけるんじゃないでしょうか?
今回用意したのはこちら。
スケスケ激薄インナーです。
これ一枚を中に着てBIKERSジャケットの性能を検証してみます。
時刻は夜の7時。Yahoo天気によると午前と同じ5℃です。
しかし日が全く無い状況なので体感はかなり寒く感じます。
果たしてBIKERSジャケットとイージスの手袋はこの寒さを耐えきれるのか…!スピードを上げる…!
・・・・・
何だよ…。
・・・・・
全然暖けえよ…!!
なんと、ジャケットが風を通す感じは全くありません。むしろ体温でジャケットの中は暖かさを感じます。
(袖口や首から微妙に冷気が入ってくるのは感じます)
下は普通のズボンなので激寒。しかし上半身は無傷です。
恐ろしい…。ワークマンのバイカーズジャケットは化け物か…!
4900円でこの性能ということはザクのコストで3倍の性能を発揮するシャアの如く。ちなみにズゴックだと7800円です。
あとはもう裸しかありません。しかし裸ではやりません。結果は見えているからです。
そう、逮捕ですね。
あまりの快適さに気が緩んで飲食店に入った途端上着を脱ぐ。
「ダッフンダ!」で場を逃れようとしても現実はそんなに甘くありません。
最後の手段、「正義の戦士!ワーーークマン!!」と叫んで窓ガラスを破って脱出する羽目になりますね。
皆さんもこのジャケットの限界を試そうと躍起にならないよう注意してください…。
(ワークマンオンラインストアなら店舗受取もできます)
(記事内の価格は税抜です)
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