朝霞ガーデン検定
朝霞ガーデン3時間勝負。私の腕試しです。
集まれ朝霞オナニシャン!キミはどの朝霞レベルにいるのかを測定!
時間は朝8時から。なぜかって?
朝イチの爆釣チャンスをあえて捨てることで私の真の実力が判るというもの。決して寒いのが苦手だからではありません。
さらに今回は「縦釣りの里やモーセの里で置いておく」も使いません。ガチの釣りを見せてやりましょう。
タックルは懐かしの「リバティクラブロッド」と「1000円位のリール」です。
ダイワ同士の好相性タックル。ドラグの音色がたまりません。マ・クベに聴かせたら「いい音色じゃないだろ?」と言わしめることは確実でしょう。
日の出ていないルアー池。糞まみれの朝霞です。
まずはムカイのペレスプ。見てください。
「糞まみれの朝霞の糞まみれの石」の上に置けばステルスルアーに早変わり。鱒たちはまだ気付いていません。いや、角度的に見えてもいません。
あたりが2回ほどありましたが釣れません。ここは「バベルの何か」にチェンジします。
隣のしもきん氏に聞くと「ウエイトチューン」だとか。恋するウエイトチューンクッキーです。
ヒット!
オラオラオラーっ!まだまだいくぜ!目指せ二桁です。
・・・・・
私のスタープラチナは一発しかパンチを与えられませんでした。
次はふわとろ。懐かしの反則ルーティンです。
ヒット!やはり朝霞のふわとろは間違いない!
さらにヒット!
3連続だぁーっ!
何たることでしょう。時間はかかりましたが1時間で4匹。この時速は名うてのマグロ漁師にも勝るほどのスピード…!
しかしその後ふわとろにすがり続けるも釣れず。
次の反則ルーティンはこちら。
セニョール赤(二代目)です。
朝霞で釣れないわけはないセニョールトルネード赤。絶大の信頼を寄せています。
ヒット!
なかなか釣れませんでしたが「いつかは釣れるだろう感」の中ようやくゲットできました。
私のタックルならセニョールトルネードを使い慣れていない人でもほらこの通り。しもきん氏が私のタックルの有能さを遺憾なくアピールしています。
やはり「スウィープファイヤーS2000」は一流のリールです。アマゾンでも楽天でも売っていないなんて通販サイトの風上にも置けませんね。
しもきん氏はバベルファンに声を掛けられ、バベルの釣り方アドバイスをしています。いつも目立つ出で立ちなのでバレバレですからね。
??
とここで私に声を掛ける者が…!
「アナタの釣り見せてください」の洗礼!
「あのー、釣りしてるのを見させてもらってもいいでしょうか?」
な、なにぃ!?
な、なぜだ…?なぜ私の釣りを見たいと…!?
私を誰かと間違ってるんじゃないだろうか?「本当に私ですか?」と聞くか…。いや、それでは逆に自意識過剰感丸出しです。ここは素直に従っておきましょう。
私の釣りを見たいという方は20代位の若者でした。私のことを知っているのか。それとも私のことは知らないけど何やら怪しげなオーラを感じ取って声をかけてきたのか…。謎が謎を呼びます。
しかも私が使っているのは先程しもきん氏に恵んでもらった「ボロボロのバベルA0.7」…!
私が0.7gを一個も持っていない(買えない)ため、しもペナカラーを恵んでもらったのです。
0.7gを使うのは初めて。先程から何度も投げ込んでいますが釣れません。そのため新たな試み「バベルの激早巻き」を試していたところだったのです。
バベルの激早巻きとは、バベルをスプーンのように巻くことでトラウトに奇襲をかけるという私が独自に開発した変態的メソッドです。
そうか…!この若者は私の新たなメソッドを嗅ぎ取ったのか…!もしかして玄人か…!?
バベルAの激早巻きを何度も繰り出し、それをすぐ隣で真剣に眺めている若者。この様子を客観的に見ると何とも滑稽な風景。滑稽ではあるが緊張感が張り詰めています。
全く釣れないバベルの激早巻きを続けていると若者から聞かれました。
「なるほど…。これが巻きバベルですね?」
・・・・・
ち、違うんだ若人!これは巻きバベルとは全く違うただの思い付きなんだぁーっ!
これは大変。伝家の宝刀巻きバベルを私の謎の行動と勘違いされたら一大事。ロブルアーの沽券に関わる問題です。
「いや、これは全く巻きバベルとは別物なんです…。私が勝手にやっていることなんですよ…!」
なぜだかすごく罪悪感があったためすごく謝罪をしました。釣りを見せてほしいと言われた一分後その人に平謝りしている私。人生一寸先は闇ですね。
何とか誤解が解けました。一安心した私はその若者に聞いてみます。
「でもバベルの使い方なら隣のしもきんさんに聞いたほうがいいんじゃないですか?」
するとその若者は言いました。
「いやー、僕緊張しちゃうんで話しかけられないんですよ…。」
な、なにぃーーーっ!?
なんとその若者は、しもきん氏には緊張して声をかけられなかったとのこと!そのため隣で釣りをしていたしもきんの弟子らしき私に声をかけたとのことだったのです!
なるほど、合点がいきました。全て納得です。
すまん…、すまん若人よ!私はしもきんの弟子ではなく「しもきんと対局を成す釣りをする者」。いわゆるスーパー反面教師なのだよ…。
何も得られず不満そうな顔をしてその若者は私の元を去っていきました。すまん…、今度は立派な人に声をかけるんだよ…。
朝霞レベル判定!
3時間が終了!結果5匹!
私の朝霞ランクは「枯れ木も山の賑わい」でした。せめて「サンバイザー着用可」までいきたかった。私の腕はサンバイザーさえ被らせてくれません。
【朝霞判定表はこちらをご覧ください】
集まれ朝霞オナニシャン!キミはどの朝霞レベルにいるのかを測定!
何とも微妙な結果で終了です。私は誰かに釣りを見せるようなレベルではないことを完全に立証して見せました。
帰り際、私を観察して得た技術を使ったのか、あの若者がヒットしているのが見えました。
おお!まさか私のバベルの使い方を参考にしてくれたのか…!?
・・・・・
結構な大きさのスプーンでした…。
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