前回でロッドとリール、ラインを揃えられたとして、次はいよいよルアーです。
これはおいそれと適当な物を買うことは出来ません。
なぜならすぐに大枚が飛んでしまうということです。
大枚というのはもちろんわかりますよね。
千円札です。
一万円を持っているならば手当たり次第にルアーを買うのも良いでしょう。
しかし世のサラリーマンはあまり一万円を持っていないのはご存知ですね。
ニュースでやっていました。
なので千円で確実に釣れるルアーを買わなくてはならないのです。
すると、五時レンジャー貧乏釣り部のおすすめは一択です。
「ぐるぐるX」
と
「セニョールトルネード」
です。
これなら千円位あれば二つとも買えます。
この二つで挑んでみましょう。
「トラウトはスプーンが基本では?」
と思う方もいるでしょう。
もちろんそうです。スプーンは基本です。
しかし下手なスプーンより釣れるのが先程あげた2者。
「まずは釣れるものを買え」というのが貧乏釣り部の教えです。
例えばサッカーの基本は「インサイドキック」です。
これはサッカーをやったことがない人でも知っているでしょう。
しかし、サッカーを始めたときにインサイドキックばかりやっていてもつまらないのです。
サッカーの華である「シュート」が打ちづらいキックだからです。
まずはシュートが打ちやすいインステップキック、トゥー(つま先)キックでサッカーの醍醐味である「ゴール」を獲得することが大切なのです。
インサイドキックはあとからでもいくらでも覚えられます。
これから釣りを続けていくなら最初の何回かは基本のスプーンなんて全く使わなくても良いのです。
私なんてトラウト管理釣り場での釣りを始めてもう半年も経つのにスプーンはほとんど使いません。
難しいからです。
それよりぐるぐるXやセニョールトルネードで「釣る楽しみ」を知ってしまったため、今もこうやってヨダレをたらしながら竿を振っています。
納得していただけましたね。
ぐるぐるXとセニョールトルネードの特徴ですが、この両者はかなり異質なルアーなのです。
「反則系」とも言われる所以で、「こんな形のものエサじゃないだろ!」といったブーイングが今にも聞こえてきそうです。
ぐるぐるXは「平たい金属がピラピラ動くだけ」
セニョールトルネードは「ビーズを通した針金がくるくる回るだけ」
です。
これがなぜ釣れるのかは魚類の不思議です。さかなクンが今頃必死に研究していることでしょう。
その辺は我々には少々難しそうなのでこの際スルーしておきましょう。
ぐるぐるXはそのまま使えますが、セニョールトルネードは指で巻いて形を作ってから使います。
買った時の形で使えば良いと言うわけです。
形が崩れる度に直さなければいけないので、面倒くさいとは思いますが釣果は抜群なので根気よく使いましょう。
それでは肝心の使い方(巻き方)です。
ぐるぐるXは「デッドスローで巻け」とよく言われます。
「死ぬほど遅く」という意味です。
とは言ってもデッドスローには色々なスピードがあるので初めての方にはわからないでしょう。
わかりやすく言います。「2秒でリールのハンドル1回転」が目安です。
「一、二、一、二、」と心の中で唱えながら巻きましょう。
これを基本とし、よく釣れるスピードを見つけましょう。
一方セニョールトルネードはもう少し早くて良いです。
「1秒でリールのハンドル1回転」位です。
このスピードが基本ですが、やはり状況に応じて調節しましょう。
これで魚が釣れると思ったあなた、大間違いです。
しかしもう一息、次の記事に期待してください・・・
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コメント
こんにちは
いつも楽しみに見ています!
いつもは千葉でアジをトリックで釣っているのですが、最近知り合いに朝霞ガーデンに連れて行ってもらい、トラウトの魔性の魅力に取り憑かれました(笑)
そこで質問なのですが、前回は知り合いのルアーを貸してもらったのですが、初心者はどれくらいルアーを持っていれば良いのでしょうか?
その人はルアーをジャラジャラと持っていたのですが、初心者はルアーを一種類いくつほどもてば良いでしょうか?
ありがとうございます!
ルアーを集め始めたら本当にキリが無いので5個あれば十分だと思います。
実際私は今でも三種類ぐらいしか使いませんからね!私は朝霞だとカラコンルアーしか釣れないので…
気に入ったスプーンとクランクを数個用意すれば良いのでは無いでしょうか?
ありがとうございます!