久しぶりの川場キングダムフィッシング。今回この地に降り立ったのにはワケがあります。
なんと、大分県と福島県の機関からニジマスのオファーがあったのです。
今回オファーを取り付けてくれたのはしもきん。THE☆AREAんの活動機会を見事ゲットしてきてくれました。
送り先は大分県の「お魚ご飯サークル」様と福島県の「まかないこども食堂たべまな」様。福島県では子ども向け、大分県では親子向けにニジマスを使いたいとのことでした。
しかも今回は川場キングダムなので頂鱒を送れます。
釣れればですが。
川場キングダムのレギュラーニジマスは全て頂鱒ですから、頂鱒が福島県と大分県に向けて空を飛ぶというわけです。
協力メンバーも多数。万が一でも釣れなかったなどとは言えませんから私が釣れなくても大丈夫なようにしました。
また今回は「貧乏釣り部入部テスト」も開催されます。
世界各国から入部の希望者が後をたたない貧乏釣り部。しかし入部には過酷な試験をクリアしなければなりません。
今回の挑戦者は見事入部テストをクリアすることができるのでしょうか。
朝６時前。気合を入れてオープン前に到着しました。余裕の無料コーヒーを飲みます。
２杯。
いきなりの卑しさを見せつけてゆうゆうと釣り場に向かいます。
流れ込みポイントをゲットしました。みんな私に釣らせようとしてくれているんですね。
それならば釣ってくれましょう。むしろ朝一で無ければ私には厳しそうです。
カラコンを流れ込みに投げ、その行方を見守ります。
ラインではなくカラコン自体をガン見です。目を離したら終わり。喰ってようが気付けやしないのです。
喰った…！ヒット！
こ、これは…？
イワナでしょうか？赤い斑点があるような気もします。
まあいいでしょう。リリースです。
イワナだったら良いのですが、万が一ブルックだったら「お前持ち帰れよ」になりますからね。今日は桐生競艇のナイターがあるのです。容易に魚を手にしてはなりません。
流れ込み付近はヤマメとイワナばかり見えます。普段ならヤマメに執着するのですが、今回は頂鱒を狙わなければなりません。
しかし案ずることなかれ。頂鱒は他のメンバーがゲットしてくれています。
ということで、私は「釣っても釣れなくても良い」ということになりました。思惑通りですね。子どもたちのサッカーで言うと、最前線に一人残されているキャラというわけです。
ならばやってやりましょう。
再度コーヒーを飲みに受付小屋へ行くのです。
しかし…、
の…、登れない…！！
なんと流れ込み付近の「千尋の谷」を駆け上がることができません。４０代はこんな小さな坂も登ることはできないのか…！
４回のトライののち、見事千尋の谷を登り切ることができました。人間が子ライオンに勝利した瞬間です。
あれよあれよ、頂鱒が増えていきます。私は一匹も釣っていません。私は放流の刻まで待機するのです。
放流の時間までみんなの釣ってる様子を眺め、そして眺めました。
そして放流の刻が訪れた…。いよいよ出番だ！強ユッケ！
私は放流のタイミングでエイエン強☆ユッケを装着します。
この色なら絶対に放流で釣れるはずです。根拠ですか？オレンジと黄色っぽいからです。
隣のユッケ氏と魚が放たれたタイミングでエイエン強☆ユッケを投げ込みます。
そして巻く…、適当に…！
ヒット！
なんと隣のユッケ氏も同じルアーでダブルヒット！ダブルユッケで頂鱒をゲットです。
さらにダブルヒット！
２連続ダブルヒットというヤラセ感漂うほどの釣れっぷりです。このチャンスを活かして釣り倒したいところ。
釣れる…！
釣れてる人っぽく見える…！
ここで最終奥義「ローリングタイフーン」を繰り出します。
ローリングタイフーンは身体を一回転させることでラインのヨレを増幅し、ファイトを困難にします。最終奥義なわけですね。
どうしょうもなく釣れてしまったのでもう良いでしょう。乱獲は禁止です。本日はみんなで届ける分だけ確保すれば良いのです。
早くも完全勝利！しかしこのあと本日のメイン「貧乏釣り部員入部テスト」が行われる…！
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