養鱒業界の雄、神山水産から寄付の申し出が…!
ある日私の元に栃木県の養魚場「神山水産」様からご連絡が。
「子ども食堂に鱒を寄付したいのですがよろしいでしょうか?」
な、何ぃ!
ついに養魚場界の人情派「神山水産」が動き出したか…!
もちろんありがたくご厚意を受け取ります。私はトラウト界と子ども食堂を繋ぐ暗躍者、「フィ草(www)ーグリーン」ですから。
この繋ぎ役というのは簡単に見えてなかなか難易度が高い。供給側の可能なことと受入側の可能なことをマッチングさせる。
以前「酒粕が余っている」という酒蔵さんがいたため、兵○県の子ども食堂担当課に有効活用を提案したところ、完全スルーされましたからね。やはり私はまだまだレベル「不審者」から抜け出せません。
しかし我々の小さな活動にご賛同いただいて今回のような申し出が出てくるというのは大変嬉しいものです。さすが神山水産。神山雄一郎がまくり狼だったことも納得です。
冷凍鱒をいただくことに
今回はフィレをご提供いただけるとのこと。
冷凍品というのは子ども食堂運営者にとっては大変嬉しいものです。寄付が重なってすぐに調理できなくても長期間保存が効きますからね。
私がトライアングルレインボーの活動などでお世話になっている子ども食堂さんにアプローチしてみると大歓迎。ぜひいただきたいとのこと。
しかし、子ども食堂へのニーズが増している今、その子ども食堂さんではさらに配布量が増し、50食から70食に増やしたとのこと。
さらに、新たな試みとして、出張弁当配布を始めたとのことで、とにかく食材の必要量が増えているとのことでした。
今回要する量を聞くと、なんと「85人前」!!
ということは85人前の鱒が必要になるということです。
神山水産さんに恐る恐る聞いてみると…?
「…や、やりましょう!やってみせます!武士に二言は無い!」
と。
鱒に生きる者の漢気を見せてもらいました。
しかも同じ週の週末に鱒の弁当を出したいというため、急遽発送の要望があったのです。
「準備して至急送ります!」と快諾していただきました。
これは私も動かなくてはならない。クール便の配送料を負担してまでたくさんの鱒を寄付してくれる神山水産さんとそれを弁当にして子ども達に配布する子ども食堂さんとそのボランティアさん達。私が姿を表さずに「ネット民」化しているわけにはいかないのです。
というわけで神山水産さんの鱒を使った弁当が配布される日に、「配布ボランティア」として参加することを承諾してもらいました。
これで完成です。養魚場と子ども食堂、釣り人が連携して初めて成せる社会貢献活動、「レインボートライアングルネオ」が誕生しました。
協力してもらった神山水産さんの恩に報いるためにも何かトラウト界に貢献したい。
何ができるか。そうだ…!
チラシ配りで鱒のアピールだ…!
神山水産さんからもらったチラシを配布するというだけの簡単作業。いいのです。「できることからコツコツと」。ここから始めれば良いのです。
次回!神山水産の鱒を使った弁当の配布に参加!子どもを取り巻く環境についても問題提起だ…!
プレーパークで神山水産の鱒を使った弁当の配布ボランティアに参加!
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コメント
グリーンさん。おはようございます。
活動が本格的になってきましたね!神山水産の鱒とは!!私も微力ながら協力させていただきます(朝霞の方)
こどもを取り巻く環境…。昔と今ではだいぶ違いますよね。次回の記事、期待しております。
子ども食堂を始めとした機関が増えて、支援体制は徐々に広がっていると思いますが、その分御近所同士の繋がりは薄くなっているという状況でしょうか。
その中で次回のプレーパークはとても興味深いものだと思います!
善意は人を動かすものですね、素晴らしいです。
コロナの影響で管釣りが脚光を浴び出してる今日この頃ですが、同じようにグリーンさんの活動も広がることを願ってます!
管釣りブームに乗って「釣れすぎたニジマスは子ども食堂に持って行く」が常識となったら面白いなと考えてます!
小学校区に一つあることを目標とされている子ども食堂ですから、近所に簡単に寄付できる状況は整いつつあります。