貧乏すぎる。
全くもってみんな貧乏すぎます。
当然私も貧乏一派です。「日本貧乏党」をつくれば議席の3分の2は余裕で取れるのではないでしょうか。憲法を改正して貧乏な人はマックでポテトが無料になるようにしましょう。
しかし貧乏さを軽減するにはいくつかの方法があります。もちろん「宝くじを自由自在に当てる超能力」を手に入れることが一番なのですが、今回は誰でもできる貧乏軽減法をお伝えします。
それは…、「オカルトを信じない」ということです。
オカルトというと、オバケや迷信、言い伝えなどのことですね。
オカルト大好きの日本人。しかしオカルトを一切信じないことで貧乏を軽減できるのです。やりましたね!
「お金とオカルトは関係ないだろ」という方に、具体例を挙げていきます。
①仏滅・大安
仏滅・大安などの「六曜」は大昔に中国から入ってきた仏教とは全く関係ない伝えだと聞きました。
ちなみに流行らせたのは今で言う「カレンダー屋」さんだとかいう話も。バレンタインデーを菓子メーカーが流行らせるという常套パターンの一種ですね。
そんな六曜に日本人は振り回され過ぎています。
「仏滅」の日は結婚式や引っ越しはしない。激安なのにです。
余談ですが「ジューンブライド」として6月に結婚式をされると雨の日に当たりやすいため参列者としては厳しいものがあります。遠方から来てくれる方もいるので雨の少ない季節を選ぶと参列者は大変喜びます。
そもそも「6月に結婚しなかったから私は不幸せなんだ」と本気で言っている人が周りにいますか?そんな人はピーターパン的なヤツだとあきれられていることでしょう。「雨の少ない時期に結婚式を挙げる」はこれからの新しい大人の嗜みです。
話がそれましたが、結婚式場や引っ越し屋では仏滅の日の料金を安くしていることが多いです。しかも、ガラガラです。そんな日を選んでやれば大変お得にことを進めることができるというわけなのです。
②厄年・お祓い・祈願
これも厄介です。
「厄年に亡くなった人がいる」。怖い顔をしてそう言われたことがある人も多いでしょう。
当たり前です。どんな年だって死亡者はいます。逆に厄年に死亡者が少なかったらそれは厄年でもなんでもない、「ラッキー年」ですから。
さらにエスカレートしてくると、「厄年に病気になった人がいる」とまで言ってきます。
最上位は「厄年にインフルエンザにかかった人がいる」まで真顔で言い出しかねないのでこういった人とは少し距離を置きましょう。
「厄年じゃない年に大病したけど?」なんて返してごらんなさい。次の反撃が待っています。
「良かったね、もし厄年だったら死んでいたよ。」です。
この理論は最強です。論破不可ですから。
自分でなく家族の誰かが、ましてや遠くの親戚あるいは疎遠な友達になにかあっただけで「ほら!」と鬼の首を取ったように言われます。
「厄年じゃないのに死んだ人もいたよ」は一見最強の返しに見えますが、「それはその人の運命だったんだ」で結局はあちら側の勝利に終わります。うまく流しましょう。
祈願・御守りも同様です。
大学受験前に湯島天神に行って、お賽銭も入れなかった私が合格して、熱心に祈願までお願いした友人が落ちてしまった。こんなことだって実際にありました。
「祈願の時間があればその時間勉強する」これが理論上ベストでしょう。
熱心な信者ならまだ分かるのですが、クリスマスを盛大に祝いつつも、「彼女が欲しい」とか「宝くじを当てたい」なんて時だけ熱心に神社で祈るだけのいいとこどりなんちゃって信者に神が微笑むわけはありません。
それならいっそ「一律にオカルトを信じない」ほうがお金がかからないのです。
オカルトを信じない生活は快適です。
縁起が重要視されている行事は全て仏滅に。お賽銭なんて必要ありません。厄年のお祓いにいく時間もお金もかける必要がなくなるのです。
お化けを怖がる必要もなくなりますし、金縛りにかかって不気味な声が聞こえてきた時に、「あー、これおれの声なんだろうなー、ウケる。」などと思えるほどの余裕がでてきます。
ちなみに私は家を建てるときに「地鎮祭」も「上棟式」もやりませんでした。お金がかかるからです。自分の土地に地縛霊がいようが妖怪がいようが私には関係ありません。そもそも日本酒を少し土にかけるだけで霊が排除できるぐらいなら自分で買ってきた「月桂冠」1.8Lをたっぷりかけたほうが効果は強そうです。
霊も霊です。そんな噂や言い伝えなどで人に大切なお金を使わせるなんて卑怯です。私の目の前に出てきたら初めて信じてやります。
そうは言っても完全にそれを貫きすぎると「ただの変人」として扱われることになるのでうまくバランスをとりながら実行して賢く経費を節減していくようにしましょう…
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コメント
全くもって同感。くだらない事が多すぎますよね。
まあそれが日本人の良いところだったりするんですが…
お金があったらにします!