「ぴより~な1号」。魚を釣るためだけに開発され、鳥類としての幸せを奪われたまま一生を過ごす悲しいひよこ。
Dr.マシリトに、「アラレちゃんを倒す目的でもないのに造られた」鳥型サイボーグです。
水中に沈めるために頭の中にガン玉を入れられ、泥の底をズル引きされる。何投かしただけでズタボロです。
しかしこのぴより~な1号の後続機が生み出されたという情報が入りました!
開発したのは、いや、Dr.マシリトに捕まり強制的に造らされたのは「サンデービルダー」様。本人の意図しない物を作らされるのはさぞやつらかったでしょう。
サンデービルダー様から問題の画像が送られてきました。
題して「ぴより~な2号」!
何なんでしょう。このユルさは。
しかし理にかなっている。ぴより~な1号の最大の欠点、「デカすぎること」を難なくクリアし、さらにフックをクチバシに見立てるという新しいアイデアが加わっています。
ぴより~な1号と比較するとフッキング力は大幅に増しています。斜め上からのバイトにはベストのフック位置だと言えるでしょう。
サンデービルダー様からの製作情報です。
1.材料
B5ガン玉、#4フック、デコレーションボール、ドールアイ、
2.針にB5ガン玉を取り付ける。
3.デコレーションボールを2つフックに刺す。
4.ドールアイ(小さめ)を接着材でくっ付ける。
5.折り紙に書いた羽を切り取り、接着材でくっ付ける。
5の工程はなくても、ひよこっぽさは出せると思います。
実釣に使ってはいませんが、
よく釣れるのかどうかはわからないですが、
また、ウエイトが下にあるので、
ぴより~な1号は水底で逆さになりますが、ぴより~な2号は直立型。正に「ヒヨコが親からはぐれ、誤って池に落ちてしまい水底をさまよっている」という様が忠実に表現されています。
「ボウヤ?お母さんとはぐれたのかい?じゃあオジサンが一緒に探してやろうか?」
親切心を前面に出してトラウトが近づきます。
しかし腹を空かせたトラウトは「見つかるわけねーだろ!そのままのたれ死ぬならオレ様が食ってやろう!」とぴより~な2号に食いつくのです。
ルアーを駆使し、トラウトを騙して釣ることに罪悪感を覚えていた方もこれでもう安心ですね。
「騙してヒヨコを食おうとする悪いトラウト」を逆に騙すわけですから。罪悪感なんて微塵も感じません。
私も作ってみました。
大きめのトラウト用フックがなかったのでワーム用フックの小さい物を使いました。
クチバシ(フックの先端)の位置が難しいですね。下方向過ぎるとフッキングに影響するでしょう。
目はマジックで付けるという適当さ。
死んでいます。完全に目が死んでいます。ヒヨコなのにすでに老いた鳥になっています。
さらにトサカから背中までも過剰に緑のマジックを塗りました。
シンカーの下部はなるべく平らにして水底で立つように。ズリズリ歩くように引ければ良いのですが。
さあ、早速実戦だ!フェザーの効くFF川越で釣ることができるのか!?
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コメント
いよいよ、ぴよりーな2号の実戦投入ですか。
釣れたらいいですね。
ぴよりーな2号の新バージョンも現在製作中です。
釣れたら画期的発明として脚光を浴びますね!
果たしてどうなるやら…