管理釣り場で傷ついた魚を見ることがよくありますよね。
原因は様々でしょうが、「スレ掛かり」による傷も多いでしょう。
たくさんのルアーが水中で泳ぎ交う管理釣り場では仕方の無いことです。
このようなちょっとした傷から、
失明まで。
そしてこのような魚もよく見ますよね。この白いのは「水カビ」というようです。
管理釣り場の元管理人の管理釣り場四方山話⑤蜂坊主さんのブログより「白カビの話」
水カビ病についての話リンク
このお話からだとスレ掛かりによる傷やその他の理由で水カビが発生し、最初は元気に泳げているようですが、水カビの繁殖により結局はやがて死に至る。
(そしてたまに針にかかってしまったりする…)
スレ掛かりだけが原因ではないにしろ、やはり釣り人にしては気持ちの良いものではないですよね。
私だって当然スレ掛かりしたことはあります。慣れてくると感覚で分かりますよね。何だか「ヌオっとした」引き、グイグイとした元気の良い感じの引きではないことが多いです。
先ほど私も「ちょっとした傷」なんて言ってしまいましたが、実はちょっとではないのです。
先ほどの表皮に傷がついたニジマスを捌いてみると…
ほら、結構傷が貫通してます。表皮だけだと思ってしまいますよね。
ちょっとした傷だと思っていたものが、中を見てみると結構重傷だったりすることが多いのです。
そうですよね、バーブレスフックが多いにしても魚がかかった状態で暴れるわけですからね。傷口は広がっていきます。
私はこういったトラウトが管理釣り場で釣れた時は出来るだけ持ち帰って食べるようにしています。(基本全て食べちゃいますが…)
もちろん水カビなどが無く、食べられる状態の魚ならですが。
見た感じちょっとの傷でも内部には大きなダメージが残り、それをきっかけに水カビが繁殖してしまえば長くは生きられない。そしてだんだんと泳ぎが遅くなり、そして死に至る。
ちなみにこれはニジマスの腹から出てきたゴミ。こんな異物が腹の中に入った状態でも喰ってくるのだから驚きです。しかしこのニジマスも長くは生きられなかったでしょう。
こんな人生(魚生)を過ごさせるのならば「いっそ命を絶ってしまへ!」。「そして美味しく食べて供養してやる!」。これは人間のエゴですね。
しかし、「スレ掛かりは釣ったことにはならないからリリースするのがスマートだよね」。これも人間のエゴには変わりありません。
釣りなんて人間のエゴイズムの集大成、「キングオブエガー」なのだから仕方ありません。そこは胸を張って認めましょう。
どうせ同じエゴなら日本人古来の作法「介錯」によって首をはねてやるのも粋ではありませんか。
傷ついた魚にも調理法はあるのです。傷付いた部分を切り取って、残った身をぶつ切りにしてほら、「から揚げ」。
最強に旨いですよ!
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コメント
今日はいいお話でしたね…今日は…
良かったですか?「お前結局食べたいだけだろ!」とか批判がくると思ってたのでよかったです。
フォトコンテスト参加お待ちしてます!
最近二回の釣果がボウズ&必死に一匹なので、撮影する写真がないんす…
大丈夫ですよ何年前でも!インパクトのあるエピソードがあれば優勝できます!強豪が揃ってますが…
キングオブエガーΣ(‘◉⌓◉’)
確かに魚から言わせれば、人がリリースするにせよキャッチするにせよ迷惑な話でしかないですからね(^_^;)
釣れた魚の写真には、釣り人の釣った過程や大きさに関わらず、人のエゴに命をかけてくれた魚に敬意を表してナイスフィッシュとコメントしております( ̄^ ̄)ゞ
自分なりに敬意を表すれば良いのだと思います。
言い出したら色々ありますからね。剥製だとか魚拓だとか・・・
それはそれで人間の楽しみの一つでもあるので、キングオブエガーを堂々と誇りましょう!