前回のあらすじ
朝霞ガーデンのルアー池で50cmクラスの漢鱒をゲット!しかし初心者に有益なテクニックを届けるためさらに研究を進める…。
カラコンの置いておくに襲いかかる漢鱒!縦釣りの里釣りで活路を見い出せ!
大満足の3時間が過ぎようとしています。もう十分役目は果たしました。
否、私の使命はまだ終わっていない。
「初心者に使えるテクニックを」。これをないがしろにしてはファミリーフィッシングジャーナリストの名は語れません。いや、今でも「自称」なので好きに語れます。
今回お届けするテクニックは「初心者が朝霞ガーデンのルアー池で長時間(半日以上)釣りをする時に知っておきたいテクニック」です。
ご存知の通り朝霞ガーデンの一日の流れはこうです。
朝イチそこそこ釣れる
↓
日中激戦
↓
夕方そこそこ釣れる
この日中がとても問題となります。朝からのスタートダッシュでとりあえず数を釣っておき、日中の激戦タイムに備えるという流れが一般的ですね。
日中にもなると、上手い人はさておき、初心者なんか釣れたもんじゃありません。
魚はたくさんいるのです。魚はたくさんいるのに「ネズミ講で一度騙された人達の集団」くらいルアーに見向きもしません。難易度激高と言われるゆえんですね。
しかし私は釣る。失格系の釣りを心得ているからですね。
その失格系を取り入れた釣りを織り混ぜれば全く釣れないなんてことはないはずです。
朝霞ガーデンの知られざる釣り方「角釣り」
では、日中にもそこそこ釣るために心得ておきたいテクニックとは何でしょう。それは、「角釣り」です。
「朝霞ガーデンに遅れてきてしまった人が仕方なく入るポイント」と思われている池の角ですが、逆に日中はチャンスとなり得るのです。
皆さんは朝霞ガーデンのルアー池の四隅で一番魚が溜まっているところと言われたらどこを思い浮かべますか?
「モーセの里」と「自殺の名所」の間の角ですね。
その他の角と比べ、やたら魚が溜まっているということが多いと思います。
そもそも角で釣ろうと思う人が少ないため、気にしていない人がほとんどだと思いますが、私ぐらいの失格系釣り師は当然チェックしているのです。
角を使った実践記
朝からの3時間券も残り15分。
もう充分ですが、私が15分早く切り上げたところで世の中が良い方に傾くわけではないので切り上げません。
あと一匹でも釣るためにルアー池の釣れそうな場所を探しました。
もう昼前。となると朝霞ガーデンの鱒は「賢者鱒」と化しています。
ルアーなどに興味はありません。興味があるのは「睡眠」。昼寝のための精神統一に余念がありません。
私は当然「カラコン」なので足元に「置いておく」を駆使すればなんとか釣れるはず。「置いておく場所」を見つけます。
ルアー池の角、モーセの里と自殺の名所の間の角と言えばもうわかりますね。
この角はかなり魚が溜まっている。カラコンを投げてみます。
フォーリングさせると…、
ヒット!ノーアクションのフォール中での当たりです!
この時間にただのフォールで当たるとはありがたい。もう一度投げてみましょう。
ヒット!またもフォール中。2投連続キャッチです!
この角の鱒は今の時間になってもルアーへの食い付きが良い。他のエリアの賢者鱒と比べると中学生レベルです。
スレ当たりの後、またもヒット!フォーリング中です。
さらにヒット。今度は「池の際の浅瀬に置いておく」でのヒットでした。表層で一日中漂っているためか、ゴングロ鱒の割合が高いです。
結局の所、この魚で時間切れ。空振りキャストは3回のみという猛バイトぶり。
縦釣りの神が宿る地
ここは「縦釣りの神が宿る地」です。スプーン等で巻くことはできませんが、縦釣りルアーを落としこめばまだまだ勢い良く食ってくる鱒が潜んでいます。
ルアー池は中央よりのポイントが先に埋まっていきますが、私としては中央よりのポイントには全く興味がありません。
縦釣りの里、モーセの里、自殺の名所、縦釣りの神が宿る地のような順に埋まっていくべきですね。
ルアー池の有名ポイント、わくわくトローリング場は朝一には強いが日中は賢者トローリング鱒が増えてくるため常に釣れてくれるとは限りません。
今回はまんまとうまくいきましたが、やはりこまめに生きたポイントを探して縦釣りルアーを落としてみることが初心者がボウズを逃れる最良の手法でしょう。
さあ、ほとんどの人には参考にならない情報だが、是が非でもボウズを逃れたい初心者は試す価値ありだぞ!
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