うちの下の子は2歳の女の子です。
「いつ釣りが出来るようになるんだろう。」
今まで金魚釣りやニジマスの餌釣りはやったことがあるのですが、リールを使った釣りをやらせてみたいのです。
しかし2歳では全くリールの操作が出来ません。まだまだデビューは出来ないでしょう。
頃合いを見ていきなり釣り場に行くというのがオーソドックスな方法だと思いますが、デビューを早くするために練習をさせていくこととしました。
練習といっても強制的にリールを巻かせるような方法では本人も楽しくないでしょう。
「あれ?何これ。私楽しくない。この人私を釣りサイボーグにしようとしてる。」
なんてこちらの本心がバレてしまっては元も子もありません。
ということで、楽しく練習が出来る方法を考えたところ、こんな方法を思いつきました。
こちらです。
このセットを使ってまずは楽しくスピニングリールの使い方を学ぶという、私が開発した「スピニングリール操作方法学習キット」です。
この短いロッドは以前上の子の海釣りデビューをする際に購入したセットの一部の物なのですが、このセットがまた食わせ物で、「これで黒鯛ゲットだ!」などと謳っている恐ろしい代物だったのです。
黒鯛なんてかかったら一瞬にして折れるだろうこのロッド+おもちゃのようなギアー比軽すぎの太鼓リール。実際に防波堤で使ってみると落とし込んだ仕掛けが半永久的に回収できないほどの使えなさでした。
しかも蒲鉾の板がセットに含まれていて、「これで釣った魚を蒲鉾にしよう!」といったぶっ飛んだ飛躍ぶり。実現できた子供は果たしているのでしょうか。
しかしセットの本は勉強になりますし、子供にはかない夢とつらい試練を与えてくれます。
これは「買い」ですね。一切の苦情は受け付けません。
そんな経緯で太鼓リールと蒲鉾の板は抹消したのですが、この短いロッドは使えます。
備え付けの太鼓リールをスピニングリールに替えれば小さい子供には最適のタックルとなります。
防波堤でハゼ釣りやその他の小物釣りをするにはちょうど良いのです。
そしてこれを使った練習法なのですが、この先端に駄菓子をつけて回収させるといった子供の本能を利用した切ない練習法です。
パブロフの犬の条件反射のように「竿の先端にお菓子があったら回収せざるを得ない」という心理を突いた非常に科学的な方法ですね。
①スピニングリールのベイルを起こさせる
②洗濯バサミを落とさせる
③洗濯バサミに駄菓子をつける
④巻き上げて回収させる
の繰り返しです。階段等の高低差がある所でやると良いでしょう。
お菓子の入れ食いに子供の手は止まりません。
以前知り合いの子ども達が家に集まった時にやらせたら子供達は狂喜乱舞していました。ちょっとしたイベントにも最適というわけです。「釣りのおじさん」という称号を与えられることになるでしょう。
まずはこの方法でスピニングリールの使い方をマスターさせ、次の段階へ進みたいと思います。
陰ながらの応援よろしくお願いします。
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