大不評の【架空質問コーナー】第2回目です。
架空質問とは全然質問なんて来てないのに勝手に質問を作り、勝手に答えるというアブナイ人間の手法です。
みなさんは真似しないようにしましょう。
さて、今回は栃木県の「困って困ってセニョールトルネード」さんからの質問です。エサ釣りニジマス管理釣り場のルールについて、訳が分からないという内容ですね。真摯に答えていきたいと思います。
Q:こんにちは!私は基本的に海釣りしかやらない人間ですが、グリーンさんの記事を読んでトラウトの管理釣り場に興味が湧きました。先日手始めにエサ釣りのニジマス釣り堀に行ったのですが、釣ったニジマスを全て買い取らされて困惑してしまいました。ニジマス釣り堀では当たり前のことなのでしょうか?
A:こんにちは!釣り堀などの管理釣り場のルールは初めての方には理解しがたいですよね。
しかし結論から言うと、「管理釣り場(釣り堀)が決めたルールは法令及び公序良俗に反しない限り全て守らなくてはならない」です。
例え「釣り人は全て界王神様の衣装を着て釣りをしなければならない」というルールがあっても、やはりそれに従わなければなりません。管理者が決めたルールですから。
それに従いたくなければ「来ない」という選択肢が我々にはあります。必然的に「界王神の衣装縛り」の管理釣り場はつぶれる定めとなります。
そんなバランスの中で管理釣り場はルールを定めているのであって、「客を排除しよう」と思ってルールを定めている訳ではありません。
私だって、パチンコ屋を2店舗「出入り禁止」になっていますから。原因は「CR美空ひばりの止め打ち」と「スロットガメラの1枚がけ打法」です。
「パチンコは好きなタイミングで打って良いのだし、スロットは1枚がけで回しても良いはずなのに何故??」と思いましたが、やはり店側が決めたのだから仕方の無いことです。
しかし管理釣り場の定番となっているレギュレーション(ルール)の中にも不条理だと思ってしまうものはあります。
ルアーやフライの管理釣り場ではリリースが基本なのですが、ニジマスエサ釣り管理釣り場では逆に「リリース禁止」。これは何故なのでしょうか?
前にもあげましたが、よく観光地にあるファミリー向けのニジマスのエサ釣り堀。簡単に釣れますが親が気になるのはその値段。「必ず持ち帰り、持ち帰り料一匹300円」なんてとこザラですよね?
そのため、親は子供に遺憾なく釣らせることが出来ません。簡単に二桁いってしまいますから。ふと立ち寄ったニジマス釣り堀でいきなり釣り代、竿代、エサ代、持ち帰り代で5000円オーバーなんて予定にはない「事故」ですよね。
その理由を勝手に想像すると、「釣られたら傷がつくから?」、「放してしまうと衛生上良くないから?」
それだったらルアーやフライのトラウト管理釣り場の方がひどい訳です。明らかにエサ釣り場より釣られまくって傷がつきまくっていますからね。私は傷だらけの魚なんかも持ち帰って食べたりしてます。
エサ釣りで合わせが遅れると針を飲み込まれることが多いですよね。針が内臓まで到達してしまうと命を断たなければなりません。
しかし、それは理由にはならないのです。「そんな魚だけリリース禁止」にすれば良いのですから。ルアーやフライのトラウト釣り場でもそんなことは当たり前にルールになっています。
素直に「リリースさせると儲からないから」が理由なら納得がいくのですが…
しかし私は真の理由を知っています。ニジマスの釣り堀には、公にされていない裏の理由があるのです。
児童育成に力を入れている観光協会からの指導により、家族のレクリエーションとはいえそこに学びの要素が加えられます。ニジマス釣りをとおして、「魚を釣りすぎると誰かが困る」ということを子供に教えたいのです。
少し前に中国や台湾がサンマを取りすぎて日本のサンマ漁獲量が減少していることがニュースになっていましたね。
「自分だけが釣れてればよい」ではダメだと教えてくれているのです。
自分が釣りすぎることでお父さんは多額の出費をし、お母さんは地獄のニジマス献立ループに陥る。これでは困るのです。
「何事もほどほどにしなさいよ」という社会からのメッセージを無垢な子供に伝えられる。とても貴重な機会ではありませんか。逆にありがたいですよね。
苦しかったですか?全然苦しくなかったですよね?新たな質問を首を長くしてお待ちしております!
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