群馬県にある管理釣り場、「日本イワナセンター」。関東ではかなりのメジャートラウト管理釣り場です。
「イワナセンター」ですからね。「TRU48のセンターはイワナだ!」という強い意志の表れですね。私はヤシオマスだと思います。
今回はこのイワナセンターの釣り場紹介、そして釣行記を順を追って記事にしてみました。
場所
群馬県沼田市利根町にあります。「沼田」と聞くとスキー場をイメージしますね。スキー場があるくらいなのだからそこそこ山のエリアです。
近くには系列の「おくとねフィッシングパーク」がありますね。「大物専」で有名な管理釣り場です。
イワナセンターは関越自動車道沼田ICからは30分ほど。近くまで行かないと案内看板はありませんので事前に調べていきましょう。携帯電話の電波はもちろん届きません。
料金
複雑な形態となっている料金。料金表を見れば一目瞭然なのですが、貧乏釣り部的には「持ち帰り匹数」を深く検討しながら決めなければなりません。
1日券 | ¥4500 | (15匹まで) | |
1日ペア券 | ¥7000 | (15匹まで) | |
7時間券 | ¥4000 | (10匹まで) | |
7時間ペア券 | ¥6500 | (10匹まで) | |
5時間券 | ¥3500 | (10匹まで) | |
5時間ペア券 | ¥6000 | (10匹まで) | |
2時間券 | ¥2500 | (5匹まで) | |
2時間ペア券 | ¥4000 | (5匹まで) | |
1時間券 | ¥1500 | (2匹まで) | |
1日リリース券 | ¥4000 | ||
1日リリースペア券 | ¥6000 | ||
7時間リリース券 | ¥3500 | ||
7時間リリースペア券 | ¥5500 | ||
5時間リリース券 | ¥3000 | ||
5時間リリースペア券 | ¥5000 | ||
2時間リリース券 | ¥2000 | ||
2時間リリースペア券 | ¥3000 | ||
1時間リリース券 | ¥1000 | ||
1時間延長 | ¥500 |
※ 1時間券は延長できません。
※ どのチケットでも全てのポンドで釣りができます。
※ 30cm~49cmの魚は5匹分になります。
※ 50cm以上の魚は15匹分になります。
※ ペア券は二人合わせた匹数です。
※ ペア券は子供(小学生以下)と女性に限ります。
※ 尾数を超えた場合は買い取りになります。(マス系 100g 200円)(イワナ系 100g 300円)
まずイワナセンターの持ち帰り匹数について説明します。
1日券で15匹の持ち帰りが可能。ここだけ聞くと、「そんなに持ち帰れれば十分だよ」と思いますよね。しかしここからカラクリが。
「30cm~49cmは5匹分とカウント」
えぇーっ!
つまり、最も極端なことを言えば、30cmが3匹で終了ということです。
無論リリースすれば良いのですが、しゃかりきになって前半からキープし始めてしまうと後から後悔することもあるのです。
ちなみにこのイワナセンターはもちろん「イワナ」が売り。イワナがバンバン釣れるという数少ない管理釣り場です。イワナ率10%を超えると言っても過言ではないでしょう。しかしそのイワナは・・・
全て30cm以上(五時レンジャー実践値)
ニジマスも30cmのほうが少ないくらいの大物ぶりです。
「イワナを大量に釣りに行こう!」と思っていた人は大変ですね。イワナ(ニジマス以外の魚)の追加料金は100g300円!大枚を持っていきましょう。
さらに驚愕の持ち帰り匹数カウントルールが。
「50cm以上は15匹分とカウント」
えぇーっ!
つまり、1日券でも50cmを一匹釣ったらそこで終了。あとはオールリリース又は追い金しなければなりません。
一発勝負か量で勝負か。途中で変えるわけにはいきません。
(ただし50cmはそこまで頻繁に釣れるわけではないので安心しましょう)
そこを踏まえて注意しなければならないのが、7時間以下からなる「時間券」。
7時間券なら10匹分、2時間券なら5匹分となります。つまり…、
デカいの欲しけりゃ買い取り!!
恐怖です。100g単位買い取りの恐怖と戦いながらの釣りとなります。
このイワナセンターは、持ち帰り匹数と大きさをよく検討しながら釣りをするという頭脳プレーが必要となる釣り場なのですね。
受付に「30cmの木の棒」が無料貸し出しされています。これは持ち帰りを判断する重要なアイテムになりますので必ず借りておきましょう。
※イワナセンターの持ち帰りルールが大きく変わって良心的になっています。30cm以上は5匹分、50cm以上も5匹分、ただし50cm以上は一匹までとなりました。さらに持ち帰り制限オーバーの買取価格も半額となっています。詳しくはオフィシャルHPをご覧ください。
土日についてはもう一つの注意点が。土日祝は6:00~18:00の営業時間。(平日は7時~夕5時)
「平日に比べて前後2時間もお得なんて!」と喜び勇んで行くことなかれ。
その時間帯は1日券+500円が必要となるのです。
貧乏人は黙って土日でも7時から行きましょう。
ポンド
なんと0から10まであるポンドの種類!画期的!画期的な「デパート型管理釣り場」です。
何が画期的かと言うと、このイワナセンターのポンドは、「場所によってルールや魚種が違う」こと。釣り人が好きな物を選べる百貨店釣り場なのです。
例えば「リリース専用ポンド」、「フェザーOKポンド」、「イワナ(ヤマメ)多めポンド」、「これ池!?どうやってルアー巻けばいいの?ポンド」等。ポンドにより色々な楽しみ方が出来ます。
季節や時期にもよるでしょうが、レアトラウトが多く放流されており、「レアトラウトハンター」にはたまらない場所と言えるでしょう。
各ポンドについてはHPを見た方が早いと思いますので、ここではレギュレーションの頁で補足的な説明を書いていきます。
レギュレーション
ポンドの種類によってレギュレーションが違うのですが、全体的に見れば比較的甘いレギュレーションになると思います。
フェザージグOKポンド(4号池~10号池)もありますから。
これは、「持ち込みフェザージグOKポンド」という意味です。なんとイワナセンターで購入したフェザージグなら全てのポンドで使用OK!フェザージグマニア垂涎のフェザー天国です。
1~3のエリアからなる0号池はリリース専用池。フライも出来ませんので注意してください。フライは4~10号池で出来ますが(テンカラは全面禁止)、どのポンドもバックが狭いため少々窮屈さを感じてしまうかもしれません。10号池には後方を気にせずキャストできる場所があります。
基本的には一般的なレギュレーションなのですが、特に注意しなければならない点が、
「1cm未満のルアー禁止」
(0号~3号池1.5cm未満のルアー禁止)
これは縦釣り師には重要なレギュレーションです。あまり小さな縦釣りルアーは使えません。エッグ系ルアーも注意ですね。NSTはOKでした。
とは言え「巻き釣りサイコ-!」と謳っている釣り場なので巻き系で充分釣れます。そこまで小さいルアーで釣ることにこだわらなくても良いでしょう。
イワナセンターで販売しているオリジナルルアーの数も豊富。どうしても釣れなければ最後の手段としてイワナセンターオリジナルルアーを購入しましょう。
その他のお役立ち情報
・ビクレンタル&ランディングネットレンタルあり
大物対応のビクとランディングネットのレンタルがあるので安心です。ランディングネットは無料。ビクは100円。
「なぜランディングネットは無料なのにビクは100円なの?」
そんなことを聞かないでください。寝た子が起きますよ。
・食事は基本2種類!
食事処は備え付けてあります。備え付けてありますが・・・
12:00~13:00の限定営業!しかも基本2種類!
「うどん or そば」です。「Dead or Alive」と一緒ですね。
650円也。大盛りにすると760円。
大盛りにしても大食漢の私は一瞬で終了してしまう大変シンプルなメニューなので、「腹減りわんぱく小僧」の方は持参するのをお勧めします。
お湯は貸してくれるようなので、ピンチの時のカップラーメンがあれば死ぬことはないでしょう。
・フックリリーサーは必須!
のちの釣行記でご紹介しますが、ここは魚量、アベレージともに関東トップクラスの管理釣り場。
やたら釣れます。
ランディングネットは貸出無料ですが、フックリリーサーがあると大変便利でしょう。
ない方は作りましょう。
フックリリーサーがダイソーで3本100円で売られていた件【屈辱とお詫び】
その他、捌き場、飲み物自販機(観光地価格)、男女トイレ、氷販売(100円)などの設備があります。
さあ、次回はそんな関東メジャー管釣りスポット、イワナセンターでの釣行記だ!
イワナセンター釣行記!4号池のヤマメを自作ルアー「ぴより~な1号&2号」が強襲!
今日の記事まあまあ良かったぞ!という方投票お願いします!
コメント