車やバイクは生活に欠かせないですよね。
電車に乗るのが嫌いな私は、極力バイクでの移動を好みます。
できれば車が良いのですが、家の車をなかなか使わせて貰えないため冬でもバイクで爆走する羽目になっているのですが。
寒い時期や暑い時期は車での移動は最高ですね。
しかし車を運転するからにはそれなりのリスクを伴います。
「事故」ですね。
自分が被害を受けることはもちろんのこと、相手に被害を与えてしまう危険もあるわけです。
ましてや相手を殺してしまうことも。
日本の交通事故件数は減少傾向にあります。
最近はマナーの良いドライバーが増えてきました。横断歩道に歩行者がいたら止まってくれる車もよく見かけます。(本当は止まらなくてはいけないのですが…)
一昔前は「車>歩行者」という図式があるかのように横暴なドライバーが多くいました。なぜか車が強いと思い込んでる人ですね。こういう人は「大きくて硬いものは強くて偉い」という比較的シンプルな脳の構造をお持ちの方が多いです。そのため自分の車より大きいトラックには屈します。
「釣り場のレギュレーションはしっかり守らなくてはならない」という教えの元育った我々には交通ルールを守らないなんて到底理解できないですよね。
しかし交通ルールをしっかり守っていても事故は起こります。
車で人をひき殺してしまう、いわゆる「自動車運転過失致死罪」ですが、実はまだあまり知られていないことがあるのです。
自動車運転過失致死に問われた人は、基本「失職」します。仕事をクビになるということですね。
何故なのか、法律上の理由はありません。(就業規則上の理由はありますが)ですが、クビになることが基本と考えて良いでしょう。
過失割合(相手側が相当悪かったりした場合など)によっては例外もあるでしょうが、歩行者や自転車に対してこちらが車だった場合はこちらの過失割合が高くなることは必至です。(1割~2割が無条件で)
そのため、「アナーキーな高齢者」が自転車で突っ込んできた場合でもこちらが完全に悪くないという状況は考えづらくなるのです。
高齢者といっても賠償金が一概に安くなるとは言えません。高齢者が死亡した事例で5000万円~9000万円の賠償金が示されたものもありますから。
ちなみに「アナーキーな高齢者」対策をお教えします。
それは「予測出来ないことを予測する」ことです。
アナーキーな自転車運転高齢者の典型的な行動として多いのは「見てるけど見てない」ことです。
左側前方を走っている自転車高齢者。こちらは後方から車で進んでいます。
高齢者は一度右側をチラ見したため、こちらは安心して追い抜こうとします。
するといきなり右側に進路変更してくるわけです。
これは高齢者の視界が狭いため、「見てる感じだけど実は全然見てない」のです。
そのためこちらとしては、「ははーん、あの作戦ね。1度ルックフェイントを入れてきたわけね。さすがいぶし銀の運転技術。だがしかしオレは引っかからないよ。」とフェイントを予測する運転を心掛ければ良いわけです。
魚を騙すことに長けている我々ならば容易に出来ますね。
なぜここまで気を張って運転しなければいけないのかというと、先ほどの「失職」が怖いからです。
相手が死亡してしまった場合、多くのサラリーマンが失職の危機に遭います。
慰謝料としては保険金で対応出来るでしょうが、その賠償金を払えても仕事をクビになったら危機は終わりません。懲戒解雇なら退職金も出ませんからね。
そしてこれはあまり知られていないことですが、どうしても失職したくない人は、「賠償金を上積みする」方法をとっています。
これは保険金では満足できないという遺族に対して自腹でお金を上積みし、会社への嘆願をとりつけるという手法です。
オーソドックスではありませんが、実際にこういった方法で失職を免れている人はいます。
交通事故で人を死傷させてしまうとこれほどまでに怖いのですね。
さあ、車で遠出をする機会の多い釣り人は特に安全運転を心掛けましょう。往来でも釣り場でも神経をすり減らして釣ったイワシ1匹の味は格別ですよ!
今日の記事まあまあ良かったぞ!という方投票お願いします!
コメント